ドライテストの意味や方法。マーケティング
コピーライターのタイキです、
今日は、マーケティングにおける「ドライテスト」
について話していこうと思います。
これは、ビジネスを成功させる上でとても重要なものです。
ドライテストとは、まだ商品が完成していないにもかかわらず、
売ってしまうことです。
主に、インターネットビジネスの情報販売などで
取り入れられている手法です。
最近多いパターンとして、
プロダクトローンチでとりあえず、高額商品を売って、
それから商材を作成するパターンですね。
ドライテストをすることで、何が分かるのかというと、
・その商品が売れるのか?
・コピーの成約率
の2つが分かります。
そもそも売れない商品だったら、いくら頑張ってコピーを書いても売れませんし、
コピーの成約率も著しく低くなります。
ドライテストとは、
実際売れたら、そこから作る。売れないなら作らないという戦略です。
これをすることで無駄な労力や費用を省くことができます。
セールスレターを作成して、それをリストに流してみます。
そして売れれば、商品を作るし、売れなければ商品を作りません。
もし、あまり反応率が良くない商品なのに、
誰かがお金を払ってしまったら、速やかに返金+αをしておきましょう。
ドライテストであることを詫びて、
全額返金は、勿論のこと、それに商品券を付けたり、
過去に有料で販売していた商品を付けたりすることで、
怒りはしないはずです。
例え、ドライテストで買ってしまった人がいたとしても
最終的に、彼が得をするように、してあげれば、
トラブルは起きません。
作ってもいない商品を販売して大丈夫なのか?
と思っている人は、安心してください。
反応が取れたら、急いで作りまりょう。
反応がとれなければ、一部の買ってくれた人に、詫びを入れて
返金+αをします。
そして、次のドライテストに移りましょう。
商品を先に作ってはいけない
多くの人が勘違いしていますが、
売れない商品は、どんなに頑張ってマーケティングやコピーライティングを
駆使しても売れません。
例えば、無名の画家が書いた絵を
DRMやコピーの力で売れるか、
というと絵が好きな人以外に売るのは難しいですよね?
先に、商品を作ってしまうと
たとえ、売れなくてもそれに執着することになります。
人が商品を買うのは、それを買うことによって、
「感情の変化」が欲しいからです。
高級車を買う人も、ホストに貢ぐ人も
CDを大量に買うアイドルオタクも
商品、サービスを買うことで「感情の変化」を求めているのです。
だからお金を稼ぎたければ、人の感情を動かす方法を
学べばいいのです。
世の中の成功に、IQも学歴も必要としません。
必要なのは、人と上手くやっていくコミュニケーション力と
人の感情を動かす方法を知っているかどうかです。
これは、既にハーバード大学の研究で証明されています。
IQと成功に、関係はありません。
成功に必要なのは、IQ(知能指数)でなく、EQ(感情指数)です。
感情を動かせれば、バカでも中卒でも稼げます。
感情が動かせる商品、サービスならば、売ることができます。
だからこそ、まずはお客さんについてリサーチして、
その後に、ドライテストを繰り返して売れる商材を作っていった方が
リスクがなく確実なのです。
Amazonとかでもそんな感じです。
Amazonでは、大量の本が出品されていますが、
あのほとんどは、週に10冊も売れないそうです。
しかし、とりあえずネット上に販売ページを作成しておいて
売れたら急ぎで業者から仕入れて発送するという方法を取っています。
Amazonは、ほとんど在庫を持っていないのです。
Amazonが在庫を持っているのは、
週に1000冊以上売れるベストセラーだけです。
それ以外は、ほとんど在庫を所持していません。
Amazonは、商品やチャネルが大量にあるので
これでうまくいっていますが、
普通に会社は真似できません。
その場合は、ドライテストを行い
反応が取れるものだけ、に集中してください。
追伸
売れない商品は、本当に何をしても売れません。(笑)
僕も昔、そういう商品のコピーを書きましたが、
まったく売れませんでした。
成功するかどうかは、最初の「商品」に掛かっています。
これを間違えると何をしても売れません。
なのに、多くの人は、それに気が付かず、
コピーやマーケティングのせいにしてしまうのです。
「コピーを極めれば、石ころでも売れる」
というのは、嘘です。
僕も昔は、言ってしましたがこれは明らかに嘘です(笑)
石ころは、どんな優秀なセールスマンでも売れないのと同じで
どんなに、いいセールスレターでも売れません。
僕は、売れなさそうな商品のコピーの依頼をされたとき、
「あなたがお客さんだったら、その商品を買いますか?」
という質問を必ずします。
これで
「俺だったら買いません(笑)」
という返答が帰ってきたら、それは売れない商品です。
お客さんよりはるかに知識がある販売者が
自分の商品を買いたくないならば、
それはお客さんにとっても買う価値のない商品です。
それはどんなに頑張っても売れない商品ですし、
とっとと新しい商品を開発した方がいいのです。
追伸2
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