お金稼いでいる自慢、モテる自慢をしている人から漂う小物臭

リアルでもインターネット上でも、
「俺は稼いでいます!」
「俺はめっちゃモテる。この前ナンパした女の子とセックスしてきた!」
などと自慢している人は沢山います。
自慢話が心地よいのは、話している本人だけです。聞かされる人間からしてみれば、たまったもんではありません。聞きたくないのが本音でしょう。
ある程度の人生経験を積めば、そんなことはすぐに分かります。
自慢話をしない方が、人間関係は上手くいきます。
しかしながら、この世には他人に自慢をすることで、自分の凄さを誇示しようとする人が沢山います。
心理学的に言えば、自慢をする人というのは、劣等感やコンプレックスを感じています。
自慢話をすることで、自分の劣等感やコンプレックスを覆い隠そうとするのです。
いわゆる「優越コンプレックス」と呼ばれます。
貧乏だった人や、現在お金の悩みを抱えている人ほど、劣等感の裏返しとして「稼いでいるアピール」をしますし、モテない人や女関係にコンプレックスを抱えている人ほど「モテる自慢」をします。
そもそも自分に劣等感やコンプレックスを感じていなければ、わざわざ自慢をしてまで他人にマウントを取ろうとか認めてもらおうという気持ちがなくなります。
私からすれば、自慢話をしている人は、稚拙だな・・・と思います。
というか小物臭を感じてしまいます。
昔はやたらとオラついている男や見た目が派手な女性が苦手だったのですが、これも「自分に自信がないことの裏返しとしてオラついたり、派手な服装をしている」と理解することで、そのような人間を華麗にスルーすることができるようになりました。
本当に凄い人は、自分に劣等感やコンプレックスを感じていないので「稼いでいる」と言わないし、「モテる」と自慢もしない。
飄々としていて、自分の世界を持っている。愛(アガペー)がある。服装もシンプルでお洒落。そもそも承認欲求がない。
それだけは確かな事実と言えます。
それなのに、「稼いでいます!」「俺はモテます」と自慢している人は、本当にわからない。
インターネット上でも自慢話をしているブロガーやインフルエンサーが沢山います。
読者からは、「お前が稼いでいるとかモテるとかどうでもいい。お前のブログを読むと、俺にどんなメリットがあるの?」としか思われていないでしょうに。
本人は、自分の凄さを伝えたくて必死なのでしょうが、周りから見れば空回りしている人です。
私は、そういうサイトを見るとうざったく感じるので、もうインターネット上で定期的に見るブログはありません。
情報断捨離しています。
彼らは、自分の経験や視点からしか物事を主張していません。
その情報発信には信用性も薄く、再現性もないです。
特に「お金を稼ぐ」とか「モテる」というテーマになってくると、大切なのは主観情報ではなく、客観情報です。
人生は持っているカードで戦うしかありません。
人それぞれ持っているカードは違います。
環境、親の財力、ルックス、能力、地位、お金、経験値、才能、価値観
人それぞれです。
自称成功者や自称モテ男は、あなたとは持っているカードが違います。
そういう人たちが好き勝手情報発信する何の根拠もない主観情報を鵜呑みにしたところで、少しは参考になるかもしれませんが彼らと同じように成功するわけではありません。
万人にあてはまる客観情報でなければ、再現性はありませんし、人生は変わらないので情報を受け取る意味はありません。
そういうわけで、主観情報で溢れたインターネットを避けるために情報断捨離をしています。
現在は、ニュースサイトを見たり、ブログを書くぐらいしかネットを活用していません。今まで見ていたブログはすべて見るのは辞めました。
個人的には、それで余計なノイズが聞こえなくなったので、満足しています。そして、空いた時間は、学問やクリエイティブな思考をするのに使えるようになったので、生産性や知能も上がりました。
ネット上には、自慢話や何の根拠もない主観話をさも万人にあてはまるかのように話している人が多すぎるんですよ。
私もそうでしたが、その余計なノイズに苦しめられている人は、本当に多いと思います。(その自称成功者と自分を比べて落ち込むとか)
その場合は、いっそのこと、断捨離してしまえばいいと思います。
実際、お金稼いでいる自慢、モテる自慢をしている人の情報を受け取って、あなたは人生変わりましたか?という話。
今やブログを承認欲求を満たすためのツールとして使っている人が多いですからね。
そんなブログを読んでも全く役に立たないでしょうし、文脈から「俺は凄い!」アピールが漂ってくるので、読んでいてもイライラしてくるだけでしょう。
断捨離して別のことに時間を費やすことをおすすめします。