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コピーライティングブログとかやっている人が稼げない理由。

 2018/02/21 コピーライター コピーライティング コラム この記事は約 7 分で読めます。

 

巷には、数多くのコピーライティングブログがありますが、もし稼ぎたいならば、コピーライティングブログなんてやってはいけません。

 

1.パイが狭すぎる

 

まず、理由としてはパイが狭すぎるということ。どこの書店にいっても、ビジネス書のベストセラー本として紹介されている「7つの習慣」ですら、累計130万部しか売れていません。(wikipedia情報)

つまり、およそ日本人の100人に1人しか手に取っていないということです。これは、ビジネス書の市場が非常に狭いことを表しています。要するに、1%程度の日本人しかビジネスジャンルのノウハウをわざわざお金払ってでも購入しようと考える層がいないのです。

そして、ビジネス書の中でもさらにニッチなジャンルである「マーケティング」は、いわずもがな。

ビジネス書には、いろいろなジャンルがあります。

例えば、

経済学・経済事情
産業研究
マーケティング・セールス
経理・アカウンティング
金融・ファイナンス
オペレーションズ
マネジメント・人材管理
統計学・数学
経営戦略
経営学・キャリア・MBA
実践経営・リーダーシップ
IT
ビジネス人物伝
ビジネス読み物
ビジネスの法律
ビジネス実用
参考図書・白書
ビデオ・CD・カセット

アマゾンより

 

など。

 

大きく見積もっても、「マーケティング」関係の書籍に興味を持つのは、ビジネス書を買う層の中の、10%程度といったところではないでしょうか。

つまり、人口で言えば、約13〜14万人。

この「マーケティング」の中のジャンルの1つとして、「コピーライティング」があります。

果たして、これに興味を持つ人は、約13〜14万人中どれだけ存在しているのでしょうか?

 

 

2.要するに、日本人の99.9%はコピーライティングに興味ない

単純に、フェルミ推定で導き出した結論ですが、およそ大半の日本人は、「コピーライティング」なんかに興味がないことがわかります。仮にコピーライティングに興味を持っている0.1%の日本人がいたとしても、検索し、見ず知らずのサイトから商品を購入しようと考える人がどれほどいるでしょうか。

 

 

3.ついでに競争が激しい

さらに、この0.1%未満にすぎないマイナーすぎる市場になぜか多くの事業者が参入しています。コピーライティング教材を販売している人も、コピーライター養成講座を販売している人も、数多くいますね。市場が狭いのに、レッドオーシャンです。もはや参入する時点で稼げないことが決まっているようなものです。

 

 

4.どうしても実力のなさが露呈してしまう。

言うまでもないことですが、「コピーライティング」に興味を持ち、お金を払って学ぼうとする層は、リテラシーが高いです。そのリテラシーの高い層を対象にするので、よほどの実力がないとお客さんに、価値を感じてもらうことができません。

 

 

5. ほとんどがダイレ○ト出版に刈り取られる

コピーライティングを知ると、避けては通れない存在、ダイレ○ト出版。コピーライティグに興味を持つ人間は、ほとんどがここにたどり着き、そしてダイレ○ト出版に刈り取られます。同じコピーライティングを学ぶのであれば、そこらのコピーライティングブログよりもダイレ○ト出版の出す教材を購入したほうがいいからです。(ダイレ○ト出版と差別化しているなら、話はわかりますけど、基本そんなことやっていないじゃないですか、みんな)

 

 

6. 巷のコピーライティングブログが行なっていることは、ただのネズミ講

コピーライティングブログの運営者である自称コピーライターたちは、コピーライティングでは食えないので、「コピーライターとして独立起業する方法」を販売している。そして、それを買った人たちも結局、コピーライターとして食えず、「コピーライター養成なんちゃら」みたいな教材を売り出す。これをネズミ講と言わずしてなんという。あと、あえていうまでもないが、コピーライティングに興味を持つのは、日本人の0.1%未満だから、セールスコピーライターになりたいという人は、さらに少数派だと思います。

 

 

7. 強者と同じことをしている。

ランチェスター戦略を知っている人なら、弱者は強者と同じことをやってはいけないということがわかるでしょう。弱者は、局地的な戦いをするか、まったく別の市場を作り出すのが、基本なのですが、巷のコピーライティングブログを運営している人たちは、弱者のはずなのに、強者のダイレクト出版と同じことをしています。そして、稼げずに撃沈しています。

 

 

8. コピーライティング至上主義者

コピーさえあれば、何でもできると思っている。コピーライティングブログをやるなら、まだやりようがあるものの、何の戦略もなしに、ひたすらコピーライティングについて解説するコモディティブログを作り上げる。マーケティングのマの字もしらない、戦略のせの字もしらない。

 

 

9. コピーライティングで需要を作り出すことができない。

いっちょ前にコピーライティングを学んでいるくせにOATHの法則でいう、TとHの人たちだけに商品を販売しようとしている。時間をかけて教育する、需要を生み出すといった考えがない。確かに、TとHの人たちに売れとマーケティング業界では言われているが、その層の人たちは、ほんの一部。ここを狙っていては、集客にも苦労するし、競合の多さに悩まされる。実力のないコピーライターは、狙うべきは、OとAということに気づかない。そして「コピーライティング=売るための文章」と考えている。あと、セールスレターで売ろうとする。

 

 

10. テクニックを乱用したり、ただインパクトのある言葉を使えば、いいと思っている。

「なぜ人は商品を買うのか?」という本質を忘れてしまっているため、こういった筋違いのコピーライティングを行なってしまう。テクニックだけで売ろうとするから、気持ち悪いコピーができあがる。女をいじればモテると勘違いしている恋愛工学生と非常に似ている。

 

 

11. コピーライティング至上バカ

ある有名教材の販売者が言っていたけど、非常に言い当て妙(笑

 

 

12. コピーライティングブログなんかやめて、他のジャンルのブログを始めたら?

これは、老婆心ながらのアドバイスですが、コピーライティングブログなんて、世の中にまったく需要がないことなんてやらないで、もっと世間の人たちが興味を持っていること(市場が広いこと)のジャンルでブログを開設した方がよくないですか。そっちのほうが稼げますよ。

 

 

13. 「なぜ人は商品を買うのか?」がわかっていない。

人は感情でものを買い、論理で正当化する。人が欲しいのは、ベネフィット。ベネフィットを訴求すれば、売れる。とかそういう話ではなく、「なぜ人は商品を買うのか?」がわかっていない。どちらかというと、これは暗黙知的な要素だと思いますが、お金を使った経験が豊富な人や営業経験が豊富な人は、わかると思います。

 

 

14. コピーライティングを入り口にした時点で負ける。

コピーライティングに興味を持つ人間が少ない上に、競合が多いので、コピーライティングをメインテーマにした段階で負けが決まっているといっても過言ではないでしょう。もう少し広いテーマ(需要のあるテーマ)をメインとして扱って、その一部にコピーライティング的な要素を混ぜていくとかなら、全然ありですけど。

 

 

 

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