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スピーチライター言葉で世界を変える仕事 蔭山洋介

 2016/11/03 書評 この記事は約 3 分で読めます。

 

タイキです。先日、ただの興味本位ですが、蔭山洋介さんの「スピーチライター言葉で世界を変える仕事」という本を読みました。スピーチライターというのは、その名の通り、スピーチ(演説)の原稿を書く仕事です。アメリカ大統領選では、候補者の演説の構成や内容を考えて代わりに原稿を書くのが仕事です。

言ってしまえば、ゴーストライターです。ケネディ大統領やオバマ大統領の演説でも彼らのスピーチは、スピーチライターが考えたものです。
 

スピーチライターとコピーライターは、似ている

 

スピーチライターという仕事について知ることになったきっかけの本ですが、スピーチライターは、コピーライターと似ているな・・・と思いました。

どちらも言葉を扱う仕事ですし、人間心理がそこに関わってきます。さらに、スピーチライターもコピーライターもクライアントになりきって文章を作成しなければ、ならないところも一緒ですね。クライアントが女性ならば、口調や言い回しもそれに合わせる必要があります。

まあ、ゴーストライターなんで当たり前のことですが、スピーチライターもコピーライターもコピーを作るか、スピーチの原稿を作るかの違いしかないような気がします。

 

何でしょうか・・・

「ペンは剣より強し」という言葉がありますが、スピーチライターもコピーライターもそれの代表例ではないでしょうか?人の心に訴えかけるスピーチやコピーを生み出すのは、やはりペンなのです。

個人的なイメージですが、スピーチライターは、コピーを書くことができないが、コピーライターは、スピーチの原稿をかけるような気がします。言ってしまえば、スピーチの原稿は、「人に自分の意見をしっかりと伝えること」を目的にしているわけです。

これコピーライターの得意分野じゃないですか?セールスレター=手紙なわけですが、それを弁論にしたのがスピーチです。

 

1.リサーチをして知識を得る(テーマについて&クライアントの主張&大衆&反対者の主張)

2.オープニングからエンディングの構成を考える

3.うまく原稿を書いていく

 

っていうのが、スピーチライターの主な仕事らしいですが、

コピーライターとほぼ一緒ですね(笑)

だから、僕はコピーライターの人はスピーチライターもできると思っています。実際、僕も「演説の原稿」を依頼されたら普通にかけますよ。

その逆は、分かりませんがね。スピーチライターがセールスコピーを書けるかというと微妙なところでしょう。

 

 

面白いですね。スピーチライターもコピーライターも同じです。

両方とも「言葉で世界を変える仕事」なのです。オバマ大統領の演説を書いた人も

ジョン・ファヴローというスピーチライターらしいですね。

 

追伸

僕は、スピーチライターとコピーライターは、違う職業だと思っていましたが、調べたところコピーライターの中で演説の原稿を専門に書く人のことを「スピーチライター」というそうです。言い方を変えれば、コピーライターのニッチがスピーチライターというわけです。

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