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俺の中に価値はない。お客様の中にある。

 2017/01/05 マーケティング この記事は約 3 分で読めます。

 

以前に、価値を構築して提供するのが、ビジネスだと言いましたが、
ここで、疑問に思うのが「じゃあ、価値って何なんだ?」ということだと思います。

結論からいうと、「価値」とは、「欲しいと感じるもの」です。
「あ、これ欲しいな」と思えれば、それに対して価値があることになります。

美女を見て、「アイツと付き合いたい」と思うのもその美女に対して価値を感じているということになります。

 

で、大切なことなんですが、「価値」とは自分の中にはありません。お客様の中になります。

提供するべき「価値」は、自分の中にあるものではなく、お客様の中にあります。

価値を提供するというのは、つまり、自分が欲しいと感じるものではなく。お客様が欲しいと感じるものを提供するということなのです。
当たり前っちゃ当たり前ですが。

しかし、時に自分が欲しいものをお客さんが「価値」を感じていない状態もあります。

例えば、僕は先日、肩こりと背中に疲れを感じた(デスクワークなので)ので、整体にいきました。で、治療を受けた結果、その症状が和らぎました。僕は、整体して体調が良くなることに価値を感じたので、お金を払いました。しかし、全くの健康体な人ならば、整体に行きたいとも思わないので、価値を感じることはないでしょう。
このように、その人の現状によって、「価値」を感じるか感じないかは、分かれるのです。痩せている人は、ダイエット食品に価値を感じない一方で太っている人は、それに対して「価値」を感じるかもしれません。

 

「価値」は、現状と理想のギャップを解消するものが生み出す。

これが重要なことなので、「価値」は、現状と理想のギャップが生み出すということです。例えば、英語が話せなくて悩んでいる人は、「英語がかっこよく話せるようになる」という理想の状態があります。その人は、「英語が話せない現状⇔英語が話せる理想の状態」というギャップがあるわけです。だから、この人にとっては、英語が話せるようになる商品、サービスに価値を感じるのです。

ちなみに、僕が今価値を感じるものは、マーケティングやコピーライティングの教材です。もう少しスキルを伸ばしたいと考えているので、もう少し伸ばせそうな雰囲気を匂わせてくる教材があったら、迷わずお金を払うでしょう。まあ、コピーライティングやマーケティングについて知らない人たちからは、「アイツはあんなものにお金を使うなんておかしい」と思われると思いますが・・・(笑)

このように、「価値」というのは、自分の基準で決まるものではなく、相手が判断するものだということです。だから、自分の見込み客から話を聞く必要がありますね。できれば、直接あったほうがいいですが、それができないならば、アンケートやスカイプをやってみるのがいいでしょう。
で、そうやって、お客様の現状と理想の状態を聞き出すのです。それが分かったら、それを解消する商品を開発するなり、アフィリエイトするなりして、提供するだけです。そんな難しく考えないでください。

 

お客さんから「価値を感じるもの」を聞いて、それを提供するだけです。

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