過去を後悔するのではなく、価値のある経験だったと受け入れる。
人生経験を重ねてくると、ある程度自分の軸というものができてきます。
そうなると、時に過去の自分の行動について「もっとあれはしておくべきだった・・・」とか「あんなことをしなければよかった」とか後悔することってあると思います。
僕自身、「もっと早くコピーライティングと出会いたかった」と思っていましたし。仮にですが、僕があと1年、2年でも早くコピーライティングに出会っていれば、もっと楽に事は進んだと思います。できれば、18歳ぐらいの時に出会いたかったのが本音です。
しかし、そんなことを言っていても何も始まりません。18歳の頃は、18歳の頃で自分が正しいと思うことをやっていたはずなのです。たとえ、今の自分から見れば、どんなに馬鹿らしい、無駄だと思えることであったとしてもその時の自分が「そうするべきだ」と判断したから、行動した。ただそれだけのことです。
それを後からとやかくいっても仕方ないのかな・・・と思います。
それよりもすべての経験を価値あることにできないか?と考えていった方がいいです。意外な話ですが、過去に自分がしてきた経験が、こうして情報発信する際に役に立つこともあります。
未来に先回りして点と点をつなげることはできない。君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。(スティーブ・ジョブズ)
自分が昔やってきた経験が今は、無駄に思えるかもしれないが、これから「点」と「点」がつながる瞬間がくるかもしれません。
そもそも論を言ってしまえば、「人生で何が役に立ち、立たないのか」など誰にも分らないのです。死ぬ瞬間まで、いや死んでからも分からないかもしれません。
人生が有限である以上、やることとやらないことを選択する必要があるわけですが、どちらがいいのか、悪いのかなんてことは誰にもわかりません。
結局のところ、人生には正解なんてものが存在しないので、自分がこれだと思う道を信じ込んで進むしかないのだと思います。自分が行ったことを、価値のないこととして切り捨てるのではなく、どうやってこれを価値のあることにできるのか?と考えていくことで、コネクティング・ザ・ドッツは起こります。