どんな人間からでも必ず学べる。良いところは、真似して、悪いところは反面教師に
どうも、タイキです。この世には、善人もいれば、悪人もいます。また、善人でも悪人でもない人間もいます。要するに、色々な人間がいてそいつのベクトルが社会的か反社会的かで善か悪かで分けられているわけです。(キリスト教では、神の教えを守る人間が善人でそれを破る人間が悪人になるわけです)
他者への影響力と好感度
本当は、善人と悪人の定義から話していきたいのですが、これは世の哲学者がいまだ答えを出すことができていない事象なので辞めておきます。とりあえず、自分にとって「積極的にかかわりたい人を善人」「できれば関わりたくない人を悪人」としておいてください。
僕もそうですが、人は合理的には物事を判断していません。すべては、感情がコントロールしています。例えば、同じことを言っていてもその人が好感を持っている人ならば、素直にそれに従おうとしますが、嫌いな人の場合は、理性ではわかっていても感情的に拒否してしまいます。例えば、仲のいい親友と嫌いな上司では、「一緒に飲みに行こうぜ!」とそれぞれ同じことを言ってきたとしても180度自分の受け取り方が違いますね。
人から好かれている人間と嫌われている人間では、相手への説得力が全然違うのです。
これは、自分自身にも言えることですし、相手への影響力にも言えることです。あなたが説得したい人間がいるならば、その人間に好かれているとすんなり事が進むでしょう。
どんな人間からでも必ず学べる。
実際のところ、あなたが感情的に好きになれない人間は、本当はあなたのためになることを言っている可能性があります。相手が建設的な批判を言って来たら、それに反論したくなる気持ちもわかりますが、一度感情とは別にそれを客観的に判断してみるのもいいでしょう。
目の前にいる人間が自分にとって、どんなに嫌いな人間であっても「その人から何を学べるか?」というマインドセットを持つことで自分の成長が加速します。実際、まったく同じ人生を歩んできた人間などこの世にはいません。だから、あなたが知らない何かを必ず知っているはずなのです。それを質問をして聞き出すというスキルも鍛えていくことをおすすめします。自分が知らないこと、よく理解できていないことを相手が発言したら、とりあえず質問してみましょう。そうすることでもっと深く相手の思考、知識を理解することができるはずです。