説得の心理技術。評価評判感想レビュー。デイブ・ラクハニ
コピーライターのタイキです。
今日は、デイブ・ラクハニの「説得の心理技術」という本の評価評判感想レビュー
について話していこうと思います。
こちらの本です。ダイレクト出版で販売されています。
実は、この本は僕が初めてダイレクト出版で購入した書籍となっています。
というのも、帯や「説得の心理技術」のセールスレターには、
カルト教団の操作や洗脳のプロセス
とか興味を惹くような単語があったので、それにつられて購入してしまいました(笑)
16歳までをカルト教団で過ごした経験から、洗脳、操作、人間心理を研究し、
独自の「説得」理論を開発したコンサルタントが徹底解説!
とか興味深いですよね。
カルト教団というと、人を洗脳して熱狂的信者からお金を巻き上げているイメージが
僕にはありましたので、
「どうすれば、カルト教団のように洗脳できるのだろうか?」
という方法を知りたくなってしまい、購入してしまった本です。
デイブ・ラクハニの「説得の心理技術」の感想レビュー
まず、この本を読んで感じたのは、
「カルト教団の~」というのは、ただのマーケティングでしかないということです。
カルト教団で使われている特殊な洗脳、説得、操作の方法ではなく、
普通に巷にいる頭のいい詐欺師やマーケッター、コピーライターなどは多用しています。
僕も1年ぐらい前に、初めて購入したときに読むと衝撃を覚えた記憶が
あるのですが、今読んでもあまり目新しいことだとは思いません。
著者が、カルト教団で過ごした過去を持っているのをいいことに
多少大袈裟に表現してみた、ただのマーケティングに過ぎないということです。
ちょっと勉強した方ならば、この本の目次を見るだけでも
何を言いたいのかわかるでしょう。
心理学、コピーライティング、セールスなどについて
あまり勉強のしたことがない人は、読んでみると面白いと感じるかもしれませんが、
そうでない人は、「カルト教団の~」というのは、明らかに大袈裟であると感じるかも
しれません。
・コピーライティング、セールスを勉強している人
・心理学を勉強している人
・説得の技術を身につけたい人
には、おすすめです。
ただ「カルト教団の~」というのは、明らかにマーケティングの戦略に
過ぎないので、カルト教団の洗脳方法を知りたいという好奇心だけでは、
あえて買う必要はないと思います。