怒りのエネルギーをモチベーションに変える。そして自助努力(セルフヘルプ)する。

(動画で見たい人はこちら。)
人の「怒り」にはものすごいエネルギーが込められています。
「喜び」よりも「怒り」の方がエネルギーが強く、人を動かす原動力になります。
それは、2chを見ていれば明らかです。
2chやその他匿名のサイトでは、悪口や誹謗中傷コメントが多いです。
以前にある大物YoutuberがVALU騒動で炎上した際、
2chでは、「アンチ」が大量に発生し、彼らは無駄に行動力を発揮しました。
「その行動力を仕事に活かせよ」と突っ込みたくなりますが、
その炎上したYoutuberの過去の動画を全て見て、嘘を発見したり、住所を特定したり、コラ画像を作成したり、アンチソングを作成したりしました。自動でYoutubeの動画に低評価をつけるツールが開発されたりしました。
また、特定した住所に足を運び、嫌がらせをした者もいたそうです。
「なぜアンチはそんな行動力を発揮したのか?」
と疑問に思うかもしれませんが、彼らは「怒り」のエネルギーを持っていたのです。
彼ら2chのアンチ達は、その大物Youtuberの年収や人気、知名度と自分を比較し、惨めな気持ちになったのでしょう。そんな「強者」がグレーゾーンの行動をしたため、「嫌がらせ」をする大義名分ができ、粘着し続けたのです。
これは、「怒り」を他人にぶつけた悪い例ですが、「怒り」は人を行動させる強い原動力になります。
だから、その「怒り」を上手く転換してモチベーションのエネルギーに変えることができれば、あなたは恐るべき行動力を発揮し、あなたの人生を変えることができます。
おそらくあなたも、普段何らかの怒りの感じていることと思います。
・上司がうざい、会社が嫌い
・今の政治が気にくわない
・身近の成功者と今の自分の格差に憤慨している。
・他人に馬鹿にされた。
・自分の能力不足にイラついている。
・周りから自分は認められない。
・自分ばかり不遇の目に会っている。
このような「怒り」のエネルギーを活用するべきなのです。
大抵の人は、「怒り」のエネルギーを他人にぶつけるか、娯楽(スポーツ、インターネット、映画)に費やします。しかし、それは非常にもったいないです。
「見返してやりたい!」
「あいつを超える!」
「世の中を変える」
「ぎゃふんと言わせたい」
このような気持ちが人を動かします。
「怒り」のエネルギーを自己改革に費やすべきなのです。
「怒り」のエネルギーをモチベーションの燃料にするべきなのです。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!
ー 草薙素子
攻殻機動隊で少佐がこのような発言をしましたが、
結局、世の中でムカつくことや嫌なことがあったとしても、それに「怒り」をぶつけていては、何も変わりません。
前述の2chのアンチたちのように、自分の周りの事にとらわれ、粘着していても自分の時間と労力を無駄にするだけです。
自分1人でできることと言えば、他人や環境を変えるよりも自分そのものを変えた方がはるかに楽です。
他人や環境を変えようとしている間に、自分の人生が終わる可能性もあります。
結局「怒り」を他人にぶつけたり、娯楽で消費しても損をするのは最終的に自分です。
大切なのは、「怒り」を感じた際に、
「ちくちょー!見返してやるぜ!」
と思い、自助努力する方向性に持っていけることですね。
私は、やる気出ない時は、意図的に自分を嫉妬させたり、怒らせたりするものに触れていますね(笑)
世間では、「怒り」をマネジメントして、自分を冷静に保つ方法みたいな書籍が販売されていますけど、「怒り」も使い方次第で毒にも薬にもなると私は思っています。