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ブロガーのビジネスモデルはきつい。既に飽和状態。

 2018/04/27 日々思ったこと 特集記事 この記事は約 11 分で読めます。

 

どうも、タイキです。

 

ブロガーの皆さんは、100記事書いても「月1万円も稼げない・・・」と騒いでいます。

 

ただ、それも無理もないですね。

 

ブロガーのビジネスモデルは、もう参入者が多すぎて、レッドオーシャンです。今から始めても相当厳しいです。

 

みんなアクセスを集めるために、ブログを書いていると思うんですけど、

 

多くの人が、「長期的にアクセスが集まるキーワード」を狙って記事を書いています。

トレンドや流行系の記事は、寿命が短いので、アクセスが集まると分かっていてもあえて書かない人が多いです。

 

でも、「長期的にアクセスが集まるキーワード」なんて限られているんですね。その限られたキーワードをみんなが狙うから、辛くなってくるんですよ。

そんなの先に記事を書いて、SNSで拡散されている人が有利に決まっているじゃないですか。

 

 

ブログも立派なビジネス

 

ブログをやっている人は、副業やお小遣い感覚で取り組んでいる人が多いと思うんですけど、ブログだって立派なビジネスですよ。

大量のアクセスを集めて、広告収入を得る「トラフィックビジネス」です。舐めてかかってたら、全然稼げないですよ。

 

当然ですが、ビジネスなので、先行者利益もありますし、事業ライフサイクルもあるわけです。

 

 

 

で、ブログを使った「トラフィックビジネス」は、私の見立てでは、すでに「成熟期」または、「衰退期」の一歩手前といったところです。

 

今、プロブロガーとして名を馳せている人物は、導入期や成長期に参入した人が多いです。

「イケダハヤト」
「ちきりん」
「はあちゅう」
「立花岳志」

こういう人たちは、タイミングよく「ブログを使ったトラフィックビジネス」に参入して上手くいった。リスクをとって、ブログ黎明期に参入したからこそ、成功したのです。

 

仮に彼らが今の時代、金も人脈もなしで0からブログスタートしたとしたら、同じように這い上がることはできないでしょう。

彼らの成功要因を一言でいえば、「タイミング」です。彼らの「教え」や「ノウハウ」に再現性があるのかと言われるとそうとは言えないでしょう。

彼らから、ビジネスについて教えてもらう場合は、バックグランドを把握した上で、使えそうな要素だけ吸収していくのがいいでしょう。

 

また、最近多くなってきた「若手ブロガー」もインフルエンサーとのコネや人脈を使い、成功したパターンが多く、彼らの教えを真に受けるのは危険です。

 

彼らは、「実力があったから成功した!」と自称しますが、

インフルエンサーに記事を拡散してもらい、(あるいは、たまたまバズって、)大量にアクセスが集まった記事にアフィリエイトリンクを仕込んで、一時的に「月収30万」とか稼いでいる場合が多いです。

そして、それを成功実績として「ブログサロン」みたいなことをやり始める。そして情弱がそれに群がる。そこで得たお金を投資して、若手ブロガーはさらに収益を伸ばしていく。

 

・・・いや、それってどうなのよマジ(笑)

 

若手ブロガーの場合は、運よくスタートダッシュに恵まれたパターンが多いです。これも再現性があるかと言われると、ないですね。

 

まあ、何がいいたいのかというと、「稼ぐ方法」「成功する方法」なんて存在しないってことです。

華やかな実績を持つ人が、「稼ぐ方法」「成功した方法」を公開していても、それはそのタイミング、その人だからできたこと。

再現性なんてないんです。

 

情報弱者は、まるで「方法論」や「メソッド」があれば、自分もブログで稼げるかのように錯覚しますが、それは違います。

 

・先行者利益
・参入タイミング
・スキル
・知識
・人脈
・金
・知名度
・ブランド
・既存ファンの数

 

こういう要素が成功するかしないかを分けるんですよ。これらの要素って、人によってまったく違うじゃないですか?

 

「稼ぐ方法」なんて存在しない。「稼げる人間」がいるだけなんです。

 

ブロガーが出している「ブログで稼ぐ方法」とか、
アフィリエイターが販売している「月収100万稼ぐ方法」とか

そういうのに、飛びつく人はこれを覚えておいてください。

 

ブログで稼ぐ方法とか言われると、まるで「メソッド」や「方法論」があれば、成功できてしまうかのように錯覚してしまいますが、それはありえない話です。

なぜなら、ブログも立派なビジネス(トラフィックビジネス」)だからです。

 

もし「メソッド」や「方法論」があれば、ビジネスで成功できるのであれば、この世でビジネスに失敗する人はいなくなります。勉強した人間は、みんな成功できる見立てになります。

しかし、そうはなっていないですよね?

 

たくさん勉強しても失敗する人間もいれば、全く勉強しなくても成功する人間もいるわけです。

 

「稼ぐ方法」「成功する方法」なんて存在しないんです。

ビジネスは、「メソッド」や「方法論」で成功することはできません。

市場に「付加価値」が出せる人間が成功して、そうでない人間が失敗する。ただ、それだけの話です。

 

 

 

新規参入はもう遅い。先行者達と違うことやれ。

 

プロブロガーに影響を受けて、ブログを始めた人は、「はてなブログ」や「ワードプレス」でブログを作って、「俺もブログで生活してやるぜ!」と熱を上げている人も多いかと思います。

しかし、結論からいうともう遅いです。

「ブログを使ったトラフィックビジネス」は、既に成熟期です。

 

「俺もイケハヤトのように雑記ブログで大量にPVを集めてやるぜ!」と思っているなら、それは考えを改め直した方がいいです。

もうどんなキーワードで検索しても、ブロガーが書いた質の低いアクセス集めの記事が出てきますね。

 

参入者が増えたことで、「検索エンジンで上位表示」するコストも高くなってきています。

昔は、適当に書いた500文字で上位表示することも可能だったのですが、今ではより多くの文字数が必要とされています。

 

昔に比べて、アクセスを集めるのは難しくなったのです。

 

また、現時点で上位表示できたとしても、他のブロガーに記事をパクられ、文字数を多くして、コンテンツの質を高くされると、検索エンジンの順位も下がってしまいます。

 

成熟期の今、先行者と同じことをやっても勝てるわけないです。

このまま皆と同じように雑記ブログを書き続けても、いつまでも稼げないことをお約束しますよ(笑)

 

 

今から成功したい人が行うべき2つの戦略

 

「じゃあ、どうすればいいの?」と思われたと思うので、今から解説していきます。

 

「趣味ブロガーとして終わりたくない。稼ぎたい!」という人は、

以下2つのどちらかの戦略をとってください。

 

1.新しいメディアに乗っかる

2.ニッチ化する

 

 

1.新しいメディアに乗っかる

 

メディアが飽和してしまったら、新しいメディアを使い、チャネルを変えるというマーケティングの基本です。

つまり、ブログではなく、Youtubeでアクセスを集めて稼ぐということです。今の時代であれば、ブログよりもYoutubeの方が集客できます。

もしあなたがグーグルアドセンスで稼ぎたいなら、ブログよりもYoutubeの方がまだ報われやすいです。

 

商品レビューとか書評とか旅行してきた!とか
そういう需要があるかどうかわからない記事を書くぐらいなら、

 

Youtubeで

「ブンブンHello~Youtube!」

とかやってた方がいいです。(笑)

 

同じ商品レビューをするなら、ブログよりもYoutubeの方がアクセスを集めやすいということです。

商品レビュー系のYoutuberを見てたら、彼らがものすごい量のトラフィックを集めていることが分かるでしょう。

 

ブログはやっぱりもうあらゆるキーワードが、ブロガーによって埋め尽くされていますよ。上位表示するのも難しいです。

 

需要と供給を意識してください。

ブログは、需要に対しての供給が増えすぎているのです。

 

Youutubeは、ブログに比べてそこまで「需給バランス」が崩壊してないです。

今からトラフィックビジネスをするなら、Youtubeの方がアクセスも集めやすいのでおすすめです。

 

 

2.ニッチ化する

 

巷のブロガーは、「雑記ブログ」という形でブログを運営しています。

「雑記ブログ」と言えば、聞こえはいいかもしれませんが、周りから見れば、アクセスが集まる記事を何でも書くよくわからないサイトという印象を持たれてしまいます。

 

なんでも書くというのは、ターゲットを設定していないということです。

ターゲットを設定していないということは、テーマがないということであり、

ブログ自体にテーマがないので、そのブログがだれにも刺さらないというデメリットがあります。

 

固定ファンが獲得しづらいのです。

 

「雑記ブログ」であれば、企業が運営しているキュレーションサイトでもいいわけで、わざわざ弱小ブロガーのサイトを見ようとは思いません。

 

弱小ブロガーがやるべきことは、ブログの固定ファンを獲得することです。ニッチなテーマを扱って、その分野の濃いコンテンツを情報発信していくべきです。

そうすると、ニッチなテーマに興味がある人たちが集まってくるメディアをつくることができます。

・英語をテーマにするとか
・筋トレをテーマにするとか
・物理学をテーマにするとか
・恋愛をテーマにするとか
・婚活をテーマにするとか
・転職をテーマにするとか
・政治をテーマにするとか
・芸術をテーマにするとか
・勉強法をテーマにするとか
・健康をテーマにするとか
・歴史をテーマにするとか

とにかく、「テーマ」を絞って記事を執筆していくべきです。「テーマ」を絞ることで、リピーターも増えやすくなります。

 

マネタイズに関しては、「アドセンス」一本は辞めて、アフィリエイトやコンテンツ販売を取り入れていくべきです。

はっきり言うとアクセスを集めて、広告を貼るというビジネスモデルが個人には向いていないのです。マンパワーには限りがあります。

「アドセンス」で収益化するビジネスモデルは、ヤフーや大手キュレーションサイトの独壇場です。

 

かのイケダハヤト氏は、記事数も「11987本」もありました。(2018年4月27日時点)

彼は、「ブログは1日10本書け!僕は一日中ブログ書いていますよ~」

とか言っていますが、普通真似できないので。

 

個人の場合は、テーマを絞る。管理人のキャラが分かる記事を書く。それを続け、ニッチメディアを運営し、固定ファンを作るべきです。

そして、リストマーケティングを取り入れることもおすすめします。リストを取って、継続的にコミュニケーションをとっていくと収益化しやすくなります。

マネタイズに関しては、ファンの人たち相手に、アフィリエイトやコンテンツ販売で稼いでいくのがいいでしょう。

 

ニッチ化する場合は、「ビジネスモデル」を変える必要があります。「トラフィックビジネス」ではなく、「リストビジネス」を始めてください。

 

 

 

つまり、これから稼ぎたい人がとるべき戦略は、

 

1.新しいメディアでトラフィックビジネスをする

2.ニッチ化する(ビジネスモデルは変える)

 

の2つですね。

 

やはりビジネスにおいて「時代」や「参入タイミング」って重要です。

たいして実力がない人でも、時代の波に乗れば成功できることもありますし、実力があっても時代の波に逆らうことをしている人は、成果は出ないでしょう。

 

もう一度念を込めて、お伝えしますが、先行者ブロガーのように「雑記ブログ」を運営しても稼げないことをお約束しますよ。

 

誰も言わないですけど、実は「ブログ」の競争優位性って時間なんです。いち早く参入して、コンテンツを大量投下している人には、勝てないんですよ。

 

私たち後発組は、違うことをやらないと。

 

 

 

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