日本の将来は確実に暗い理由。
参考記事
2019年から日本国は衰退へ。海外メディアも一斉に警告「少子高齢化という時限爆弾」:
http://blogos.com/article/309822/
基本的に経済成長というのは、人口に比例する傾向にあります。
日本の場合は、少子高齢化で人口が減少しているので、経済は衰退しつつあります。
しかし、2005年から人口減少している日本が、なぜGDPが成長し続けられたのかというと、IT革命により、1人当たりの生産性が増加したからでしょう。
だから、人口が減少してもGDPを維持&微増することができたのです。しかし、その魔法も解けつつあるようです。
もはやITでの生産性向上では、覆い隠せないほど、少子高齢化が深刻になっているようです。
今後は、ありとあらゆる市場で、内需が減少して市場規模も縮小し、多くの企業が売上減少、倒産を余儀なくされるでしょう。
経団連は、少子高齢化の対策として、移民を受け入れろと政府に提言していますが、実際に移民を受け入れれば、今のヨーロッパのように、
・民族問題
・治安の悪化
・格差の増大
・社会保障費の増大
などの問題が発生し、日本自体がより深刻な状況に陥るでしょう。
移民を受け入れても、受け入れなくても日本の将来は暗いのです。技術が発展して、1人当たりの生産性がいくら向上しようが、人口減少が続く限りは、総需要も低下するので経済も衰退していくのです。
また、現実的に非正規雇用の増加、景気の悪化により、多くの日本人の給料も年々減ってきている状況です。
既に、人々の購買力は下がり、財布の紐は固くなります。
非正規雇用も増加したのに、増え続ける老人を支える社会保障費を払える余裕は若者にはありません。
この状況で賃金を上げるどころか、消費税増加、厚生年金の金額も上げようというのだから、もう日本の経済に止めが刺されたようなものではないでしょうか。
若者も老人もお金を使わない(使えない)時代なのです。
そんな状況ですから、IT、観光、医療、介護など一部の業界を除いて、多くの業界は縮小していってます。これからの時代は、少子高齢化により、老人をターゲットにしたビジネスが成長産業になると言われているほどです。
今後は、
少子高齢化による老年人口層の増加、
総需要の低下、
AI技術の発展
などにより、今の就職人気ランキングの表などまったく無意味になるほど、産業構造が変わっていくでしょう。
今ある花形企業も倒産続出するでしょうね。