人生がつまらないという20代社会人の人へ伝えたい「人生のステージ理論」

東京で社畜やっていた時の話。
私は、職場と自宅の往復の毎日で、
「人生がつまらない・・・」
といつも感じていました。
自分の人生がつまらなすぎて、
私は会社員やってた時は、Googleで「人生を面白くする方法」と検索していました。
すると、人生を面白くするには、
・色んな人と出会う
・趣味を見つける
・友達や恋人を作る
・転職する
・ジムへ行こう
・英語を勉強しよう!
・外国人の友人を作ろう
・ポジティブ思考になる
・毎日、生きていることに感謝しよう!
・お酒を飲もう
・漫画、アニメ、小説、映画鑑賞をしよう。
・ゲームをやろう!
・レジャーを始めよう
・スポーツをしよう
・休日に外出する機会を増やそう
みたいなことがあらゆるサイトで言われていました。
馬鹿正直にやってみたのですが、はっきり言って、私はこんなことをしても、自分の人生は楽しくならなかった。それどころか、逆にむなしくなった。
「なぜかって?」
それは、終わった後に、現実に戻されるから。
友人や恋人と遊ぶのはものすごく楽しい。
漫画や小説、ゲームに没頭している時は、ものすごく楽しい。
お酒を飲んで酔っぱらうのも楽しい。
休日に、遠出したり、スポーツをするのも楽しい。
でも、その「快楽」はすぐに消える。
そして、「ああ、明日会社行きたくない・・・」と現実的な思考に戻ってしまう。
楽しかった時間が終わり、現実に戻ると、余計に辛く感じる。
何が辛いかって、やりたくもない、つまらないことを週5日もやらなければいけないこと。
これが週1日、2日だったら、まだいいけど、週5日なんて人生の大半です。
むしろ、人生の大半を楽しくない、辛い事をして過ごしていると言えるでしょう。
そして、自分に残された貴重な時間を「消費」し、刹那的な快楽を享受する。
辛いこと9割、楽しいこと1割で、私のサラリーマン人生は構成されていました。
はっきりいって、こんな状態で人生が面白くなるわけがない。
私の人生がつまらない根本的な原因は、残った時間で何をするかで決まるわけではなく、
人生の大半の時間を費やしている社畜生活にあるからです。
「楽しいこと1割をどうこうするのではなく、辛いこと9割を取り除かなければならない。」
だから、私は、会社員を辞めなければと思いました。
会社員なんてやっていたら、人生の大半を嫌なことに費やすのだから、どう転んでも面白い人生にはならないです。
多くの人がはまっている
・色んな人と出会う
・趣味を見つける
・友達や恋人を作る
・転職する
・ジムへ行こう
・英語を勉強しよう!
・外国人の友人を作ろう
・ポジティブ思考になる
・毎日、生きていることに感謝しよう!
・お酒を飲もう
・漫画、アニメ、小説、映画鑑賞をしよう。
・ゲームをやろう!
・レジャーを始めよう
・スポーツをしよう
・休日に外出する機会を増やそう
これらのことは、根本的に人生を面白くするものではないです。
むしろ、一時的な快楽を享受して、現実逃避をするか、気を紛らわすものです。
みんな人生が辛くて、楽しくないから、これらのことに嵌っているけど、これらのことはただの「麻薬」でしかない。楽しい時間は一瞬。「薬」の効果が切れたら、現実に戻される。
アニメオタクの人達は、
「アニメの最終回を見ると、死にたくなる」
と言います。
彼らは、「夢」が覚めて、現実に戻されるのが嫌で嫌で仕方ないのです。
結局のところ、ひと時の快楽を享受したとて、現実(自分の人生)は、何1つ動きません。
だから、いつまでたっても人生が楽しくならないのです。
私、気づいたんですよ。
「人生のステージを上げないと、自分の人生は面白くならない」
とね。
はっきり言いますね。
サラリーマンって、「依存」しているんですよ。
自分でお金を稼げないから、労働力を提供して会社に所属しているわけです。
年収3000万稼いでいる「エリートリーマン」でも一緒です。
会社を出たら、自分の力で1円も稼げない。
どこかの会社から、お給料を貰うことで生活が成り立っている。
つまり、会社に「依存」しているのです。
どんなに凄いことを言っても、いくら稼いでも「依存」のステージの人間です。
自分の力で立ち上がっていないのです。
その意味では、アルバイトもフリーターも正社員も派遣社員もみんな一緒です。雇われは雇われです。
「依存」しているから、責任を負っていないから、自由がないのです。
よく言われる言葉ですが、「自由と責任は表裏一体」です。
サラリーマンに自由がないのは、責任を負っていないからです。
会社が潰れたとて、サラリーマンは「失業」で済みますが、起業家の場合は、収入源がなくなるだけではなく、借金を背負ったり、場合によっては、住む場所も失います。
起業家は、責任が重いのです。
だから、自由なのです。
サラリーマンは、自由がないがゆえに人生が面白くない。
そして、自由を得るためには、「責任」を負う必要があります。
「依存」⇒「自立」のステージに移動することで、「自由」を獲得でき、人生を面白くすることができるのです。
「安定と冒険はトレードオフ」
私が起業してから、気が付いたことなのですが、
安定した人生は、冒険しているような「ワクワク」感がなくなります。
逆に不安定な人生は、冒険しているような「ワクワク」感が強くなります。
人生にワクワク感や楽しさを求めるならば、安定を捨てなければいけない。
人生に安定を求めるならば、ワクワク感や楽しさを捨てなければならない。
「安定」と「冒険」はトレードオフです。
サラリーマンは、安定していますが、それゆえに「冒険」がないのです。
会社から指示された仕事をするだけで、毎月安定した給料を貰える代わりに、会社に拘束され、ワクワク感や楽しさがなくなるのです。
これも1つの生き方だと思いますが、人生を面白くしたいならば、「安定」を捨てて、「冒険」する必要があります。自由を得るために、責任を負う必要があります。
組織に雇われる人生がつまらないのは、自分の人生をコントロールする責任を負っていないからです。
自分の経済活動(お金を稼ぐこと)を会社に依存しているからです。
自由もなくなります。
こんな人生に、「冒険」はないのです。
人生のステージを上げない限り、安定という名の単調な日々を送り続けるはめになります。
「友達を作れば、」
「恋人を作れば、」
「趣味を見つけたら、」
「転職すれば、」
・・・俺の人生は面白くなる!
とタラレバ思っている人は、多いですが、
それらは巷で言われているほど人生を変えないですよ。
そんなことよりも、会社に収入を依存するのを辞めた方が、はるかに人生に与えるインパクトがでかいです。
「人生がつまらない」という会社員の人は、
まずは、「経済的依存」から「経済的自立」にステージを高めるべきかと思います。
言い方を変えますが、何かに依存しているというのは、何かの奴隷になっているということですよ。
あなたは、何かの奴隷になっている人生が、本当に面白くなると思いますか?