人生がつまらないと感じたら・・・
自分を変えるしか選択肢はない。
周りの環境を変えることは、絶対にできません。
できるのは、自分だけ。
もっと言えば、自分の内面を磨きましょう。
すべては、思考から始まるというのは、
本当にその通りです。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。– マザー・テレサ
そして、僕はひたすら考えました。
すべての根源となる、自分の運命を変えてしまう「思考」
これは、いったいどこから生まれてくるのだろうか・・・と
たどりついた結論が1つ。
Contents
「思考」とは、その人の今までの人生の集大成である
ということです。
今までその人が経験してきたこと、学んだ事、
付き合った人間、読んだ本、見た映画、聞いた音楽、触れた芸術、宗教、
その人が今まで接触してきたことが
混ざってその人の価値観が完成し、思考が誕生するのだろう・・・
僕は、そういった結論に達しました。
例えば、
日本で食べるものも住む場所も困らないで過ごしてきた人と
幼いころから、働いて食べ物も住む場所も困っていたアフリカ人のマサイ族
とでは、その人の価値観は、まったく異なるものになります。
日本人にとっては、就職とか借金とかが大問題ですが、
マサイ族にとっては、就職とか住宅ローンなどということは、
話題にしたことすらないでしょう。
彼らにとっての関心ごとといえば、
今日の食事や儀式、結婚相手などでしょう。
「生命保険に入ろうかな?」とか間違っても考えることはないはずです。
人が生まれてきてから接触してきたもの。
これらが混じった総合物がその人の価値観を形成し、その人の思考を生み出します。
本来的な生き方と非本来的な生き方
哲学的な話になってきますが、
「存在と時間」という本を書いたハイデガーという哲学者がいます。
人間は、必ず死にます。人生とは、有限なのです。
1日が過ぎるたびに、着実に「自分の死」というカウントダウンが迫っています。
人は、必ず死ぬ。人生は終わる。
この事実を認識し、今をきちんと生きる。大切なことをする。
これこそが人の本来の生き方である。
そう、ハイデガーは主張しました。
本来的な生き方とは、「死」を認識して、今この瞬間を全力で生きることなのです。誰のためでもない、自分のために。
そういった自分のために、生きる人間を「ダーザイン(現存在)」といいます。
そしてこれこそ、自分の人生を面白くしていく必要条件です。
逆に、時間を大切にしないで無駄にしてしまう退廃的な生き方。
これは、自分の人生をちゃんと生きていないということです。
こういうのを「非本来的な生き方」と言います。
最高のものに時間を使えば、最高の人生になる
くだらないものに時間を使えば、くだらない人生になる。
これが結論です。
自分の人生がつまらない・・・
とかそういう人は、「つまらない」ことに時間を
使っているからそうなるのです。
大切なもの、最高のもの、自分の信念を達成するために大切な事。
こういったことをするために、費やした時間は、
あなたを本来的な生き方へ導き、最高の人生へいざないます。
僕は、天才の情報にしか触れたくない。
個人的に、意識していることがあって、
ゲームや漫画、tvなどくだらないものに時間を費やすよりは、
偉人が残した抽象度が高い情報に触れたいと思っています。
例えば、名作とよばれる文学や偉人と呼ばれる人たちが
過去に書いた学術書などです。
文学で言えば、シェイクスピア、ドストエフスキー。
哲学は、プラトン、ヘーゲル、ニーチェ、サルトル、ショーペンハウアー。
他にも、パスカルやアリストテレス、などなど。
歴史上で天才と呼ばれた人たちの作品に触れることで、
思考の抽象度が大幅に上がっていきます。
で、実際にそうすることで、自分の人生は激変しました。
天才が残した情報は、自分の思考を変えます。
人生のステージそのものを変えるといってもいいでしょう。
思考が変わることによって、「運命」が変わったのです。
1年前の自分とは、完全に別人になっています。
僕は、「学問]の本質とは、知識を得ることではなく、
自分の「抽象度」を上げることだと思っています。
「学問」を通して、天才たちの情報に触れているうちに、
自分のマインドセットが彼らと似たものになっていく。
そういったことに「価値」があると考えています。
もし、あなたが人生をつまらないと感じているならば、
今行っているくだらないことをやめて
もっと価値のあることに時間を使いましょう。
そうすれば、価値のある人生になります。