コピーライターは、自己啓発本を読め!
読めば、読むほど気分が良くなるもの、
それは・・・・自己啓発本です。
読んだことがある方は、わかると思いますが、
自己啓発本を読むと、気分が高揚してきます。
「よっしゃ!明日からやってやるぜ!」
「俺は、できるぜ。成功者になる!」
「世界に感謝!愛とポジティブ」
読み終わったあとに、こんな感じに気分が高揚してきますね。
ただ、これは一時的なものであって、
本を読んで、次の日、2日後、1週間後、と時間がたつにつれて、
「モチベーション」って下がってきますね。
まあ、これはごく普通のことです。
自己啓発本読んで、感情が動いて、気分よくなっているだけの状態に過ぎませんから。
読んだ人の現実が変化したわけではなく、
変化したのは、その人の「感情」です。
一時的とはいえ、良い気分になれることが多いので、
自己啓発本には、中毒性があります。
読むと気分が良くなるので、
沢山の本を読みまくる人間も当然ながら出てきます。
その結果、自己啓発オタクとかキャリアポルノ依存症の人間を生み出しています。
ここまで強い中毒性を持つのが、自己啓発本なんですね。
コピーライターとしても、読み手の感情を変化させる力のある
自己啓発本から学ぶことは、たくさんあります。
自己啓発本には、成功者の事例やメタファー、ストーリーテリングなどを
駆使しながら、成功法則について語っている本も多いので、
やたらと「説得力」がある本もあります。
そういう本を分析しながら読むと
自分のコピーに使えるアイデアも思いつくでしょう。
いい自己啓発本は、最高のコピーライティングの教材になりますよ。
自分で読み終わったあとに、すごく気分が高揚した本を
「なぜ感情が動いたのか?」
ということを考えながら分析してみてください。
かなり勉強になりますよ。
自己啓発本が嫌いな人でも、頭に入れておいてください。
自己啓発本ってただの活字の羅列ですけど、
「あれだけの中毒者や自己啓発オタクを生み出し、読む人の気分を高揚させる」
というだけでかなり凄くないですか?
人の心を動かすという観点からみると、
研究しがいのある素材だと思います。
追伸
余談ですが、人生を変えるには、自己啓発本を読むことではなく、
・時間の使い方
・お金の使い方
・住む場所
・付き合う人間
・労力
を変えないとダメですよ。
これらを変えて、初めて人生って変わってきます。