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【電通戦略十訓】必要ないものを欲しがらされ、お金のために馬車車のように働く日本人。

 2018/05/31 日々思ったこと この記事は約 5 分で読めます。

有名な電通の「戦略十訓」

1 もっと使わせろ
2 捨てさせろ
3 無駄使いさせろ
4 季節を忘れさせろ
5 贈り物をさせろ
6 組み合わせで買わせろ
7 きっかけを投じろ
8 流行遅れにさせろ
9 気安く買わせろ
10 混乱をつくり出せ

 

この世の中には、あらゆるところに、消費を煽るような仕掛けが存在します。その結果、私たち現代人は本当は必要ないものを欲しいと思わされ、購入に誘導されています。

 

世のあらゆる広告宣伝は、「お金があれば、欲しい物はなんでも手に入る!」という錯覚を与えます。(実際にはそんなことはあり得ないですが)

 

それゆえに、この日本には、お金に絶対的な価値があると思い込んでいる、「お金崇拝教」というカルト宗教に嵌っている人が沢山います。

 

洗脳された人は、いくらお金を稼いでも、

「お金が足りない!もっと欲しい」

と感じて、お金を稼ぐためにより仕事に精を出すようになります。

 

その結果、労働時間が長くなってしまい、最終的には自分の身を滅ぼす人も少なくありません。

 

非常に危険な仕組みが出来上がっています。

 

例えば、「会社を辞めたら、生活できない!」とか言っている人がいますが、生活していくだけであれば、月10万円稼げれば十分です。

アルバイトを週3日するだけで、十分に稼げます。

 

それで足りないという人は、生活必需品ではなく、欲しい物が沢山あるから足りないと感じているだけで、実際にはそれぐらいで十分なのです。

 

哀れなことに、多くの日本人は、メディアの広告宣伝などにより、必要ないものを欲しいと思わされ、「もっと働いて、稼げ!そして俺の商品を買え!」と無言の圧力を感じさせられています。

 

そして、いくら働いても、いくら稼いでも、満たされない自分の欲望に苦しみ続けているのです。

 

人間の欲望には際限がありません。人は、欲望を追い続けても決して満足できないのです。

 

はっきり言いましょう。

欲望なんて少なければ少ないほどいいのです。

 

欲望がある人ほど、お金を追い求め、この金融資本主義で馬車車のように働く羽目になり、本当に大切なものを失うのです。

 

欲望が少なければ、本当にシンプルに生きることができます。

 

例えば、私自身は、「誰かに凄いと思われたい」とか「お金を稼ぎたい!」とか「ブランド物のバッグが欲しい」とかそういう欲はありません。

 

私にとっては、そんなことよりも「自由の獲得」の方が重要だったのです。

ただ「働きたくない。会社の奴隷を辞めて、自由に生きたい。(あと本を読みまくりたい)」と思っていました。

 

そのため、会社を辞めると同時に、WEBビジネスで起業しました。

私は、ネットで月5万稼げるだけで、だいぶ楽になりました。

 

なぜなら、働くのはあと5万円稼ぐために、月6回のアルバイトをすればいいだけだからです。

会社の奴隷を辞めたかった私にとっては、会社にいる時間をできるだけ短くすることは人生の課題でした。

 

だから、正社員をやっていた時よりも、はるかに縛りが減ったこの状況に幸せを感じていたのです。

 

そして、ネットで月10万円以上の収入を得られるようになってから、完全に働かなくなりました。

 

これも自分の欲望が少ないからこそ、できることだと思っています。

 

欲望にまみれた人にとっては、他人の目やプライドを気にして、正社員を辞めることもできないですし、月10万円程度の収入で生きていけるなどとは到底考えられないでしょう。

 

結局、欲望なんていう幻想に縛られているわけです。

で、そんな人ほど生き辛さを感じるのです。

 

この世の中には、「欲望を植え付けるための洗脳」があらゆるところで仕掛けられています。

特に、お金に関する洗脳は非常に強く、そのせいで「もっと働いて稼がなきゃ!」と思わされ、無駄な苦しみを味わっている人が非常に多いですね。

 

私の個人的意見ですが、電通をはじめとした広告プロパガンダで、人の「欲望」をかき乱すような行為は、人を不幸にしているんじゃないかなと思います。

シンプルに生きさせないようにしているというか。「あれすれば、勝ち組。こういう奴は負け組」みたいな価値観を押し付けてくるわけです。

 

現代人よりも江戸時代の庶民の方が幸せだったとかいう話もあるぐらいです。

 

「いくら稼いだ」とか「あの商品を買えば幸せになれる!」「いい会社に勤めている」とかそんなことの先に幸せはないと思いますね。

 

少なくとも私は、「お金のために働く」とか「生活のために正社員やる」とかそういう洗脳から抜け出せてよかったと思っています。

 

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