藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 書評レビュー
突然ですが、非常に簡単な質問です。
1.あなたはパチンコをしますか?
2.ケータイゲームを電車の中でしますか?
3.本をまったく読まない(月1冊以下)生活ですか?
あなたの回答が3つとも「No」なら、
おめでとうございます。
あなたは、その時点で8人に1人の人材です。
「いきなり何だよ・・・」
と思ったでしょう。(笑)
ええ、すみません。
これは、「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 」
という本に書いてあったことです。
著者の藤原和博さん曰く、
上記の条件をクリアできているだけで、
8人に1人の人材だそうです。
当たり前すぎる条件ですが、
考えてみれば、世の中には、
・本をまったく読まない人
・パチンコにはまっている人
・電車でケータイゲームをやっている人
は、それなりにいるわけです。
街を歩いていてもそれは、感じますね。
日本が平和すぎるせいで、ハングリー精神を持った人たちが少ないです。
もはやこういう人は、ライバルですらないのですが、
世の中の80%以上の人は、だいたいこんな感じです。
競争が厳しいのは、上位20%の中です。
テストで0→80点にするよりも、
80→100点にするのがはるかに難しいのと同じです。
上へ行けば行くほど、競争が激しくなります。
もちろん、「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 」を
読む人やこのブログを読むような人は、向上心が高い人たちなので、
上の3つをクリアして、8人に1人の人材とか言われても
まったくうれしくもないでしょう。
「それは、わかったからもっと上へ行ける方法を教えてくれ」
と思っている方が大半でしょう。
「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 」は、
そういったニーズを満たすための本です。
トップ1%とは、日本人の人口1億三千万人のうちの
130万人になるということなのです。
年収でいうと、トップ1%の人たちは、
年収2000万以上ということになります。
つまり、
トップ1%になる=年収2000万以上
ということです。
(ちなみに、年収1000万円以上は、トップ5%。つまり、20人に1人です)
普通に考えてそれなりに、厳しい道だと思いがちです。
が、著者曰く、トップ1%というのは、
そこまで難しいものではないとのことです。
7つの条件を守ることができれば、
100人に1人になることができると言っています。
7つの条件のうち、3つは、既に上に述べた通りです。
あとの残りの4つ。
差がつくのは、ここです。
しかし、この4つの条件は、そこまで難しいものではありません。
僕もすでに目を通しましたが、誰でも実行可能です。
当たり前のように思えて、意識しないと見落としがちなこと。
それです。
ただ、知っているか知らないか。それだけです。
100人に1人の人材になるには、そこまで難しくはないのです。
この本を読んでいてそう感じました。
世の中やったもん勝ちですね。
希少性=価値
というのは、考えるまでもなくわかると思います。
そこらへんの石ころには、価値がないですが
希少性があるダイヤモンドには、高値がついていますね。
人という存在もその他大勢の人材になるか、
希少性を持つ人材になれるかどうかで、
その人の価値というのが、決まってきます。
そしてそれがトップ1%=年収2000万円以上
という数字に表れているのだと思います。
結局のところ、トップの人間というのは、
希少性が高く、代わりが効かないからこそ、高い収入を得ることが
できるのでしょう。
この本は、その「希少性」の高い人材になる戦略についてかかれている本です。
年収を上げたい人は、読んでおくといいでしょう。