7年以内に、最低1億円の個人資産をつくる㊙︎資産形成術 書評レビュー&感想。
コピーライターのタイキです。
マイケルマスターソンの「7年以内に、最低1億円の個人資産をつくる㊙︎資産形成術」を
読みました。2016年8月の月刊ビジネス選書です。
こちらの本です。
僕、これを読んでまず、思ったのが
内容が具体的すぎるな・・・ということです。
内容が具体的だと実践することが分かりやすいのは、
間違いないんですが、今回の場合は、成功者の「行動」にフォーカス
している本です。
彼らのキャリアについて書かれています。
で、それを日本人が普通に真似できるのか、というと
状況というかスタート地点がまったく異なるものであるため、難しいんですね。
アメリカと日本では、状況が異なっている点も多いですし。
「7年以内に、最低1億円の個人資産をつくる㊙︎資産形成術」(seven years to seven figures)
では、7年以内に最低1億円の個人資産を得るための方法が
公開されています。
で、マイケルマスターソン氏曰く、
1.収入を上げる
2.投資をする
3.複利を利用する。
という流れを経て資産を築くことを推奨しています。
ポイントとしては、
「投資をする前に、先に収入を上げろ」
といっていることです。
投資のルールとして、元金が多ければ多いほど、
お金の増え方も大きくなっていきます。
あまり収入がない状態では、投資に回せるお金もあまり多くはないので、
結果的に、お金もあまり増えないことになります。
だから先に、収入を上げて、投資に回すお金を増やしていくことこそが
資産を構築する近道だと言えるのです。
「7年以内に、最低1億円の個人資産をつくる㊙︎資産形成術」(seven years to seven figures)では、
実際に、7年以内に億単位の資産を構築した9人のストーリー、体験談を収録されています。
さっきも言いましたが、
この体験談やストーリーは、具体的過ぎて
決して真似できるものではありません。
その時代、運、その人だからこそできたというだけであって、
再現性を求めるものではないということです。
ただ、本の最後には、短期間で資産を構築した人の共通点が紹介されています。
・高い収入を得ていた
・自分のビジネスを所有していた
・不動産投資をしていた。
などなど・・・。
参考になるのは、こういう部分です。
資産を構築した9人の体験談の中に、ところどころ、ビジネスのヒントが
ちりばめられているので、そういうのを目的に読んでみてもいいかもしれません。
まあ、ある程度本を読んでいて、自分なりの読書術がある人でないと
難しいかもしれませんが・・・・
>>「7年以内に、最低1億円の個人資産をつくる㊙︎資産形成術」の公式HPへ
個人的に役にたったことを上げておきます。
・ほとんどの人が成功しないのは、明確な目標を持っていないからだが、目標が多すぎて前進できない人もいる。
・株で利益を上げるのは至難の業である。
・人生で最も貴重なものは、実はタダである。
・収入が増えても支出を増やす必要がない
・売り上げを300%、400%、あるいは500%増加させることを望むなら、迷わずオファーの見直しをする。
・一度、顧客との関係が始まると、それに続く商品を売るのは容易になり、利益も大きくなる
・人は感情が高ぶると買い物の判断が不合理になり、多くの場合、同じものをもう1つ買ったり、似たようなものを買ったり、さらにまた同じものを買ったりする。
・販売やマーケティングをマスターする。
・自分の能力を信じる。
・仕事に対して情熱を持つ
・すごく好きなことを1つ見つけて、それを成功させるためにすべての時間とエネルギーを注ぎ込む
・①実現すると決意する。②戦略を決める。③それらを実行する。
・専門的なスキルの上にセールスライティングのスキルを加えると、強力な組み合わせが生まれ、市場での価値を上げることができる。
・分かち合うことや与えることは、ため込むことや獲得する事よりも価値がある。
・まずは、サイドビジネスから。小さく初めて徐々に大きく。
他にもいろいろなビジネスヒントがあると思いますが、
この本に興味がある人は、1度読んでみてください。
若いサラリーマンの方や大学生、起業志望者などにおすすめです。
というのも、これは別にノウハウがまとめられた本では、ないんですね。
成功者のストーリーが語られていて、ところどころに
収入を上げるヒントがちりばめられているので
自分でそれを見つける必要があります。
要は、お宝さがしですね。
ガラクタ山でお宝を探すような感じ(笑)
この本の内容のほとんどは、あなたにとって役に立たないもの
だと思いますが、ところどころで「価値のあるノウハウ」が
見付けられると思います。
もし、読む場合は、お宝を探すような感覚で読んでみましょう。
>>お宝探しをする!
1回読むだけだと、どうしてもヒントを見つけきれないので、
何度も読むことをお勧めします。