弱いコピーを強いオファーでカバーする事はできるが、 強いコピーで弱いオファーをカバーする事はできない
だからオファーなんだよ、バカ!
とは、ダンケネディ先生が言っていることです。
ダンケネディ先生は、
・誰に
・何を
・どのように売るのか
が大切だといっていますが、
それができたら、ビジネスの成功は「オファー」に左右されるといっています。
要は、競合よりも強いオファーを作る必要があるということです。
オファーとは、「取引条件」のことです。
リンゴ1個:100円
パソコン:10万円
本:1500円
・・・・・etc
要は、提供する価値と金銭の取引条件のことです。
お客さんが商品を購入するのは、
価格<価値
になった時です。
払う価格以上の「価値」があると判断すれば、
お金を払いたくなるのは、理屈にあっています。
ただ、「価値」というのは、きわめて主観的なものであり、
客観的なものではないので、人によって大きく違うのですが・・・。
強いオファーとは、お客さんにとって払う価格以上の価値があること。弱いオファーとは、お客さんにとって値段相応、または価格以下の価値しかないということ。
で、コピーでこのオファーをカバーすることはできないわけですね。
逆に、オファーがコピーをカバーすることはできますが。
Huluやkindle unlimitedならコピーなんていらない。
僕にとって、強いオファーがある商品、サービスといえば、
HuluやKindle unlimitedがあげられます。
映画や本が好きな僕にとって、こういうオファーがあれば、
それだけで飛びつきます。お金払います。
勿論コピーなんて読みません。
コピーで買ったのではなく、オファーで買ったのです。
コピーで説得されて買ったわけではないのです。
明らかに、払う価格以上の価値があったから
「お金を払わない理由がない」と感じました。
下手くそなコピーであろうと何であろうと、
オファーが強ければ、購入するでしょう。
しかし、逆にこのオファー(取引条件)が弱ければ、
どんなに、コピーで説得しようとしてきてもまず、買わないです。
僕にとって、HuluやKindle unlimitedは、
月1000円で映画や本が読み放題というオファーが
魅力的すぎて、金を払いたいのです。
(コピーが下手とか上手いとかどうでもいいです)
結局のところ、売れるかどうかは、
お客さんにとって「強いオファー」であるかどうかだと思います。
僕は、コピーライターとして
既に完成した商品のコピーを書きなおす仕事をしているのですが、
これを常に感じています。
本当なら、商品作成の段階からかかわる必要があるのです。
そっちの方が売れますし。
コピーライターがこんなこというのもあれですが、コピーでどうこうできることなんて限られていて、結局のところオファーの強さがすべてです。コピーというのは、それに対しての装飾に過ぎないのです。
オファーが弱い商品のコピーを書いて売れないと
普通に、コピーライターのせいにされますよ。
僕は、それを強く感じていて、
一時期、バカのように下請けの立場でコピーを書きまくっていたのですが、
今は、ストップしています。
結局、コピーがある程度身につけば、他人の商品のコピーを書くより、
自分でDRM組んで、強いオファーの商品作成して、レター書いた方が儲かるのです。
しかも自動化できますし(笑)
コピーライティングやマーケティングを理解していない人間が作った
コモディティ商品のコピーを書くほど辛いことは、そうそうありません(笑)
Strong copy will not overcome a weak offer but..
In Many Cases, A Strong Offer Will Succeed In Spite Of Weak Copy(弱いコピーを強いオファーでカバーする事はできるが、 強いコピーで弱いオファーをカバーする事はできない)
Gary Halbert(ゲイリーハルバート)