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「この世の不利益はすべて当人の能力不足」という名言

 2016/08/11 コラム この記事は約 8 分で読めます。

 

タイキです。

僕は、東京喰種という作品がものすごい大好きなんですが、

その漫画の中で、出てくる言葉の中で

好きなものとして、

 

「この世の不利益はすべて当人の能力不足」

 

という名言があります。

 

この言葉、単純なようで、

実は、かなり深い意味を持っています。

 

最初にこれを聞いた数年前と今とでは、

とらえる意味が全然違います。

 

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で、「この世の不利益はすべて当人の能力不足」という名言を

聞いて、ただの「自己責任論」だと片づける人は、

表面的なことしか理解できていないと思います。

 

 

東京喰種は、バトル漫画なので

当然、強いものと弱いものが出てきます。弱肉強食の世界です。

 

で、この作品では、常に強い者が弱い者に向かって吐く言葉が

「この世の不利益はすべて当人の能力不足」なんですね。

 

要は、

 

お前が弱いのがいけないんだよ

 

ということです。

 

 

で、実際にこの言葉を受け入れて、

 

何か不幸なこと、不利益が降りかかってっ来たときに、

「自分が弱いからいけない、自分の責任なんだ・・・」

と思えるかどうかで

 

主人公か脇役か決まります。

 

漫画のでなく、あなたの人生のことです。

 

 

「ちくしょう!これは社会のせいだ」

「親が悪い」

「奥さんが反対するせいだ」

「上司がうざい・・・」

 

などと環境や他人のせいにした時点で、

人生の負け犬になります。

 

 

というのも、

 

環境や他人のせいにした時点であなたができることは、何1つなくなる。

 

 

からです。

 

確かに、誰かのせいにすること。

環境が悪いと思うこと。

 

それは、凄い簡単な道です。

楽です。

 

「資本主義で格差がどうのこうの・・・」

「この世の金はすべて銀行家に支配されてる!」

 

などと思うことで、自分の不利益を他者や環境のせいに

することは、できます。

 

実際、そうなのかもしれません。

 

あなたの不利益は、あなたのせいではなく、

政治家、社会、環境などによってかもしれません。

 

そんなことは、沢山あります。

 

ですが、

例え、あなたが感じている不利益が、

 

自分のせいでなくても・・・・

環境のせいだとしても・・・・

 

 

それを周りのせいだと認識した時点で、

あなたができることはなくなります。

 

 

環境、他人のせいにしてそのまま終わりです。

 

他人や環境のせいにした時点で「俺は悪くないんだ・・・」と納得して終わりです。

 

何も行動しません。人生も変わりません。

 

そして何も達成することがなく、後悔しながら、人生を終えます。

 

 

「俺がモテないのは、女のせい」

 

これは、僕の例ですが、

およそ19年ほどの間、女性にまったくモテない期間を送っていました。

それをどうしていたかというと、

 

すべて女性のせいにしていました。

 

俺がモテないのは、女が魅力を分からないからだ

 

などと周りのせいです。

 

その時は、「自分のせい」などと認識することが

できませんでした。

 

だって、自分を否定するのが怖くて、辛くて、泣きたくなるからです。

 

で、自分がモテないのを女性のせいにした時点でどうなったかというと、

どうにもなりません。

 

そのまま他人のせいにして、終わりです。

 

結局、何も変わらないんですね。

 

 

これは、楽な道ですが、

結局のところ、自分が不利益を我慢し続ける人生を

今後も送り続けるということを意味します。

 

が、自分が弱い、自分が悪いと認識すれば、

話はまた変わってきます。

 

自分の弱さを認識することで、

自分を改善しようという方向性に変わってきます。

 

 

自分の弱さが招く「不利益」と認識することで、

行動できる。自分を変えられる。強くなれる。

 

 

大切なのが、人生で何事が起ったとしても

すべてそれを自分の責任だと思うことです。

 

自分が弱いから、

情けないから、

今のステージが低いから

 

出てきたことなのです。

 

 

「女性にモテない」のも「お金がない」のも

すべて自分のせい。

 

そう認識することによって、

 

僕は、自分自身を変えることができたのです。

 

自分の弱さを認識することで、

はじめて「自分を改善させる」という行動ができるのです。

 

 

 

「そうはいっても、やっぱり自分のせいじゃない問題はあるだろ・・・」

 

と思われたかもしれませんが、

 

そんなことは、沢山あります。

が、それを他人のせいにした時点で、

 

「自分を変えよう」という発想すら出てこなくなります。

 

 

「俺が貧乏なのは、資本主義の格差のせい」

「俺がモテないのは、女の見る目がないせいだ」

 

と自己説得して終わりです。

 

その後、行動につながりません。

だから今のままの人生を歩み続けることになるのです。

 

 

もっと、いいましょうか。

 

アフリカで子供たちが飢えているのもあなたの責任なんですよ。

 

 

「いやいや、流石にそれは無理だ。そうは思わない」

と感じるかもしれませんが、

 

あなたがそれを、「他人のせい」、「自分は悪くない」と

認識した時点で、それは、すべて終わります。

 

 

アフリカの子供たちの飢えとあなたには、

直接的な関係はないかもしれませんし、

あなたは、それを他人事だと思っていると思います。

 

もちろん、それが普通の考えです。

 

確かに、そうなのですが、、、

 

そう思った時点で、

 

「改善する努力」ができずに、終わります。

 

あなたが、「アフリカの子供たちの飢え」という「問題」に対して

できることは、なくなります。

 

「あ~かわいそうだね。でもまあ、俺には関係ないか・・」

で終わります。

 

 

これは、言い換えると

 

どんなことでも、周りは変えられないかもしれないが、自分は変えることができる

 

 

ということです。

 

そう、あなたは、「この世の不利益はすべて当人の能力不足」

と認識することで、

 

それがどんなことであっても、

「自分を変える」という方向性に

持っていくことができるのです。

 

これができる人間は、常に進化して、

どんどん人生が楽しくなっていきます。

 

自分が変わってくることによって、

見てくる世界もまた変わるからです。

 

すべてを自分の責任だと思うことで、

 

自分を変える

次のステージへ行ける

モノの見方、世界観が変わる。

 

 

となります。

 

だからこそ、面白くなってきます。

自分が感じていた不利益を解決することもできます。

 

 

 

逆に、これができない人間は、

 

「一生他人のせいにして、自分を変えることなく、そのまま不利益を被り続けるクソみたいな人生」が続きます。

 

 

脇役です。

 

ドラクエの町中でよくいるような、口先だけ

文句言って、何も行動しない村人と同じです。

 

 

そうやって、他人のせい、社会のせいにして

自分は、何もせずに、環境が変わることを待つ。

 

そんな人間は、何も成し遂げることなく、

一生、不利益を我慢し続ける脇役で人生を終えます。

 

 

「自分の人生に責任を持て。常に、自分を変えて向上していけ」

 

「この世の不利益はすべて当人の能力不足」には、

こういった意味が暗に含まれています。

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