他人にどう思われるかじゃない。「どう思わすか?」です。
タイキです。
基本的に、この世には2種類の人間がいると思っています。
それは、他人と同じように生きるか、自分で人生をクリエイトする生き方です。
みんなと一緒というのは、安心感もあるのかもしれませんが、
皆と違うことをやって、批判されるのを恐れている人も
いるのかもしれません。
ともあれ、僕がいいたいのは、
他人の目なんて気にしていたって仕方ないということです。
なぜなら、何をしようとしてもしなくても
それを批判してくる人間というのは、必ず出てくるからです。
例えばですが、
馬を引き連れて、老人と子供が歩いているとしましょう。
その時に、4パターンの状態があったとします。
1.馬に老人も子供も載せない。2人とも歩く
2.馬に老人が座る。子供は歩く
3.馬に子供が座る。老人は歩く。
4.馬に老人と子供が座る。
というパターンです。
これを見て、ある人は、
「馬は座るものだ!あいつらは何をやっているんだ?」
と批判する人もいれば、
「子供を馬に乗せずに、大人が馬に乗って楽をしているなんてけしからん」
と批判する人もいれば、
「年寄りを歩かせるな!馬に乗せろ」
と考えて批判してくる人もいれば、
「馬に2人乗せるなんて、馬の負担が大きすぎて可哀想だ!」
と批判してくる人もいるのです。
このように、どのようなことをしても、どのような状態であっても
必ず誰かに、批判されることがあるのです。
なぜなら人それぞれ価値観が違うので、
貴方が何をしようとしても、それが自分の価値観に反し、自尊心が脅かされそうならば、
その人間は、あなたのことを普通に批判してきます。
無理なのです。
普通に、生きている限り、人から批判されることは避けられないのです。
他人に、どう思われるかは、コントロールできない。
他人がどう思うか、なんてことは、その人の価値観や人生経験などにより
育んだフィルターを通して左右されることであって、
別にあなたがコントロールできるものではないのです。
あなたがしたことに対して、他人がそれをフィルターを通して考えて、行動が出る。
そういうことです。
セールスでも相手に買わせることは、できないですし、
恋愛で相手の感情をコントロールすることもできないのです。
例え、自分が意図したように、相手が行動したとしても
それは、相手が考えた結果として自主的に行動した結果であって、
別に、あなたがコントロールしたわけではないのです。
「影響の輪」は、『自分が影響を与えられる領域』の事で、
「関心の輪」は、『自分が関心があるが、影響を与えられない領域』の事です。
他人の反応というのは、「関心の輪」です。
コントロールできません。
僕たちができることというのは、他人にどう思われるかではなく、
「どう思わすか?」です。
「どう思わせるか?」は、自分の影響の輪ですので、
十分自分でコントロールできます。
自分でコントロールできるので、自分から主体的に、行動すれば、
徐々に状況を変えていくこともできるのです。
他人にどう思われるか?⇒他人にどう思わせるか?
このパラダイムシフトは、受動的な生き方から、
自分で人生をクリエイトする主体的な生き方に導いてくれるでしょう。