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自分の小さな「箱」から脱出する方法。要約まとめ。書評感想レビュー

書評 自己啓発 この記事は約 5 分で読めます。

 

コピーライターのタイキです。

先日、「自分の小さな「箱」から脱出する方法」という本を

読んでみたので今回は、その要約まとめ&書評レビューに

ついて書いていきます。

 

こちらの本です。

 

どうやら20万部のベストセラーらしいですが、

今まで読んではいませんでした。

 

タイトルからして自己啓発本と思いきや、人間関係に関する本でした。

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法。とは?

 

これは、どのような本なのかというと、

 

まず、対人関係のトラブルは、「箱」の中にいるから発生する問題であり、

「箱」の外にいれば、対人関係は良好になるという内容です。

 

キーワードは、「箱」です。

 

<箱の中>

  • 他の人々はいわば物にすぎない
  • 他の人々をゆがんだ目で見る
  • 悪いのは相手で、自分はこんな正しいことをしていると思っている

 

<箱の外>

  • 他の人や自分をあるがままの人間として見ている

 

 

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」では、以上のように定義されています。

わかるでしょうか。

 

箱の中というのは、いわゆる自己欺瞞にとらわれた状態です。

相手を懐疑的な目で見ています。

人間は、相手が自分をどのような目で見ているのかわかるものです。

 

「あ、この人私のこと嫌っているな・・・」というのは何となくですが

わかりますよね?

 

それゆえ、変な心理テクニックで相手をマインドコントロールしようとしても

その感情が行動、言動で出てくるため違和感を感じてしまいます。

 

「箱」の中にいる状態では、何をしても相手に反感を持たれることになります。

 

であるからして、人間関係を良好にするためには、

「箱」の中にいる状態から脱することを最優先にします。

 

「箱」の中にいる状態でテクニックを使ったところで、

内心相手を見下していたり、バカにしているならば、

それが相手に無意識に伝わります。

 

例えば、説教ですが

相手のことを本当に思って叱ってくれている人と

ただ自分がすっきりしたいから叱る人がいますよね?

 

で、僕たちは相手が「なぜ」叱っているのか無意識でわかります。

前者ならば、反感を持つことはありませんが、後者ならば、むしろ反抗します。

 

やはり内面のマインドセットがすべて相手に伝わってしまうのです。

それは、声だけでなく文章も同じです。

 

 

胡散臭い人が書く文章は、やはり胡散臭いです。

 

 

人間関係は、「箱」の外に出ろ

 

であるからして、一番大切なのは、

「箱」の外にでること、つまり、相手をありのままの存在として見ることです。

 

では、どうすれば「箱」の外に出ることができるのかというと

これは、自分が「箱」の中に入ってしまうプロセスをしることから始まります。

 

それは、

自己欺瞞→自分に嘘をつく→自分を正当化する

というプロセスです。

 

自分に不正直になった瞬間に「箱」の中に入ってしまいます。

 

相手を自分と同じ人間として捉える「箱の外」にいるときは、ちょっとした親切や手助けなど、他の人に何かをしてあげたいと思う。しかし、人に対して良かれと思ったことをいつも行動に移すわけではない。こうした自分の感情に背く行為をバドは「自分への裏切り」と定義し、箱の中に入るきっかけとする。

 

つまり、感情に背く行動がきっかけで

「箱」の中に入ってしまうということです。

 

例えば、街で募金をしようと思ったが、しなかった場合などです。

この場合は、自己欺瞞になり、募金をしなかった自分を正当化しようとします。

これが、「箱」の中に入ってしまうプロセスです。

 

自己欺瞞→自分に嘘をつく→自分を正当化する

というプロセスをまず、理解しておくことで「箱」の中に入ることを減らすことができます。

 

そして大切なのが、正直であることです。

相手を人としてありのままの存在で見ることです。

自分とは、価値観や現実が異なっている存在と認識することです。

 

相手は、あなたと同じ考えをしているわけではありません。

自分の現実=相手の現実は間違いであると認識するようにしましょう。

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法。感想

 

ちょっと難しい本だな・・・と思いました。

内容を100%理解するためには、何回も読み直さないといけないでしょう。

しかし、これとアドラー心理学を身につければ、人間関係で悩むことも

大きく減っていくのではと思います。

 

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