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大衆は、真実じゃなくて偶像を見たがる。

 2016/10/23 コピーライティング 未分類 この記事は約 6 分で読めます。

 

コピーライティングのテクニックで、「第三者を敵にしろ」というのがあるじゃないですか。お客さんの抱えている問題を誰かのせいにしてあげろっていうそれです。

 

あなたが今までダイエットしてもたいして結果が出なかったのは、多くの日本人が意識せず食事に取り入れている「ある食品」のせいだったのです。これは、栄養よりも味が重視されており、そのため糖分やカロリーが過多に含まれています。そのため、これを食べてしまうとダイエットが水の泡になります。恐ろしいことに、この食品は、ダイエットに良いと世間一般では、言われています。そのせいか多くの人が避けるどころか積極的に食べているという次第です。もしかしたら、あなたがなかなか今、ダイエットで成功できない本当の理由は、朝に「ある食品」を食べているからかもしれません・・・・。

 

こんな感じです。今、出したので例があまり上手ではなかったかもしれませんが、

「痩せないのはあなたのせいです」といわずに、それを何かのせいにする

というのが「第三者を敵にしろ」というテクニックです。

 

なぜこんなことをしないといけないのかというと、

 

人が求めているのは真実ではなく、「気休め」だからです。

 

本当のことを言ってしまえば、「あなたが悪いから結果が出ないのです」の一言で片づけられますが、それを言ってしまうと、恨まれることになります。だから商品が売れなくなります。

 

基本、人は結果が出ないことや問題があることを自分が悪いと思ってません。自分が悪いと疑える人がそもそも圧倒的少数派です。自分が悪いと思うと辛いから、自尊心が壊れるから、自分の弱さを直視せずに、必ず何かのせいにしています。

 

だから成功できないんですが、そのお客さんが敵にしている第三者を特定して、文章に取り入れると彼らは安心するわけです。しかたなく、マーケッター、コピーライターは、第三者を敵にするというテクニックを使っているわけです。

 

人が求めているのは、真実じゃなくて自分にとって都合がいい気休めです。ダイエットしている人は、楽に痩せるという気休めを求めていますし、アフィリエイトで稼ぎたいという人は、「すぐに稼げる○○メソッド」みたいなものを求めます。

 

勿論、こんなものはまがいものに過ぎないのですが、彼らは本当のことを知りたくないのです。夢を見ていたいのです。魔法の薬を追い求め続けていたいのです。「近道など存在しない」ということ。「人生を変えたければ自分を変えるしかない」ということ。そういった真実は、知りたくないのです。たとえ、誰かがそれをいったとしても受け入れません。「こいつは、間違っている。」とお得意の誰かのせいにして終了です。

 

「モテない理由?それはあなたに魅力がないからでしょう」

 

こういうことを言う人は、嫌われて終了です。これを言って、「そうだったのか、自分の魅力がないのがダメだったんだ。じゃあ、自分の魅力を上げなきゃ。その方法を教えてください」みたいに前向きに考えられればいいのですが、たいていの人は、このように思えません。

 

「うるさい、お前に何がわかる!」とか「俺の場合は、いろいろ違う」とかそういう風に考えるわけです。「あなたが悪い」は真実ですが、こんなことを言ってほしい人はいません。みんな「相手があなたの本当の魅力をわかっていないだけ。だから落ち込んではいけません。」みたいな気休めを求めています。

 

人気が出る自己啓発の先生なんかは、むしろ読者に対して、「ありのままのあなたでいい」とか「思考は現実化する」「あなたは悪くない。」「自分に対して素直になろう」的なことをいって「気休め」だけをいうわけです。勿論、それは人気取りのためです。人々が真実ではなく、「気休め」を求めているというのは知りつつ、意図的にそれをやっています。彼らは、読者を成功させることではなく、彼らのニーズを満たすことをやっているだけです。(ビジネス的には、正しいですが、僕はどうかとは、思いますがね。)

 

ダン・ケネディとかは、「気休め」を一切言わずに、本音だけをいう自己啓発本を出していますが、こういった本は、人によってはかなり受け入れがたいものになるとい思います。だからアンチが出てきます。(笑)でも、真実を知りたい僕にとってはありがたい本ですね。

 

本当のことをいう人ほど、嫌われて、「気休め」をいう人がもてはやされる時代です。こんな時代でやるべきことは、1つです。最初は、「気休め」をいって商材を購入してもらいながら、読者を進化させていくということです。いきなり本音をいうと、読者をそれを受け入れずに、どこかへ行って終わりなのです、結局彼らは何も変わらないままです。

 

それでは、結局意味がないので、最初は「第三者」という敵を作って、一緒に批判してあげるのです。そうすることで、彼らは「共感」を持ちます。そしてあなたのことに興味を持ち、商材を購入するのです。商材を購入したら、そこからです。そこから相手を進化させていきます。

 

「あのとき、成功できないのは、○○のせいですといったけど、実はあれ違います。本当の原因は、あなたが悪いからなんですよ」

 

といったメッセージをお客さんが進化している最中のどこかへ埋め込んでいきます。あなたのブランディングができてくるようになったら、こういうことを言えば、彼らはそれをすんなり受け入れてくれるでしょう。真理をしれば、進化できます。最初は、意図的に相手のレベルに合わせて、「仲間意識」を持ってもらった後に徐々にこちら側に引き上げていく必要があるのです。

 

というわけで「大衆は、真実じゃなくて偶像を見たがる。」という事実を知ったうえで、僕たちマーケッター、コピーライターは、最初は、読者に気休めを与えつつ、徐々に進化させていくという役目を負わなければいけないわけです。だから相当な精神力が必要です。下手したら、自分のレベルやマインドセット、セルフイメージが下がるので。

 

 

 

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