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ライフタイムバリューの意味や事例。計算方法。マーケティング用語

 2015/12/11 マーケティング この記事は約 5 分で読めます。

 

コピーライターのタイキです。

マーケティングにおけるライフタイムバリュー(LTV)という概念は

ご存知でしょうか?

 

ビジネスをやるにあたってこのライフタイムバリュー(LTV)は

しっかりと理解しておく必要があります。

 

今回は、ライフタイムバリュー(LTV)の意味、計算方法、事例などについて

解説していこうと思います。

 

 

ライフタイムバリュー(LTV)とは?意味は?

 

ライフタイムバリュー(LTV)とは、日本語で言うと、

顧客生涯価値と言います。

 

これは、ある1人の顧客がその企業に対してもたらしてくれるであろう

利益(価値)のことを言います。

 

新規顧客が1人できたとしたらそのお客は、あなたの会社にどれくらいの利益(価値)を

生涯でもたらしてくれるのか?という単純なお話です。

 

顧客は、生涯であなたの会社にどれくらいの利益をもらたしますか?

 

例えば、とある1人のお客がチョコレートを週に3回買うとしますね。

そのお客が死ぬまで買ってくれると過程すれば、そのライフタイムバリュー(LTV)は

いくらになるでしょうか?

 

ライフタイムバリュー(LTV)なんですが、

年寄りより、若者の方が数値が高くなる傾向にあります。

 

要は、そのお客があなたの会社の商品、サービスを買っている期間というのも

長い方がより多くの価値がもたらされるからです。

 

その人が、あと10年お客なのか、50年お客なのかで全然もたらされる価値(利益)の量が変わってきますよね?

(まあ、その会社が存続していればの話ですがね(笑))

ライフタイムバリュー(LTV)=顧客生涯価値の計算方法と事例

 

ライフタイムバリュー(LTV)とは、

一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値)のこと

と言いましたが、実はそれを求める計算方法というものが存在しています。

 

 

それは、

 

LTV = (平均購買単価)x(購買頻度)x(継続購買期間)

 

 

です。

 

購買単価、購買頻度、継続購買期間

 

ある20歳の若者がいるとしましょう。

その若者が100円の利益がでるチョコレートを70歳までの50年間購入するとします。

そして1年でそのチョコレートを、70個買うとします。

 

 

この場合は、ライフタイムバリュー(LTV)がしっかりと計算できます。

つまり、

 

(平均購買単価)x(購買頻度)x(継続購買期間) =ライフタイムバリュー(LTV)

なので

 

100×70×50=350000

 

です。

つまり、35万円です。

これがライフタイムバリュー(LTV)となります。

 

このお客は、その会社からはチョコレートだけを買うとすれば、

このようなライフタイムバリュー(LTV)が計算できます。

 

たった1人のお客から生涯で35万円の価値(利益)が生み出されるというわけです。

しょぼい数字に見えるかもしれませんが、今回は単価を100円にしたからです。

 

これを、1000円、1万円にしてみると恐ろしいことになると思います。

 

 

ライフタイムバリュー(LTV)を上げるには?

 

そしてライフタイムバリュー(LTV)をどうやって上げていくのかという課題も

あります。

 

(平均購買単価)x(購買頻度)x(継続購買期間) =ライフタイムバリュー(LTV)

 

 

なので商品の単価を上げるか、購買頻度を増やすか、継続購買期間を増やすか

3種類の方法があります。

 

これ以外の方法は、ありません。

 

例えば、

 

商品の利益率を高くしたり、商品の価格を上げたり、クロスセル、アップセルで

1度の取引単価を上げることで平均購買単価は上がります。

 

1年に1回しか店に来てくれない人をDMか何かで来店させれば、

購買頻度が上がります。

 

商品、サービスの満足度を上げていけば長年にわたって使用してくれるファンも

でてくるので購買継続期間が長くなります。

 

 

このように、そしてライフタイムバリュー(LTV)を上げる方法は

単純ですので、商品の単価を上げるか、購買頻度を増やすか、継続購買期間を増やすかのか

じっくりと考えてみて戦略を練ってみてください。

 

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