稼ぐ言葉の法則「新・PASONAの法則」と売れる公式41。神田昌典評判レビュー

コピーライターのタイキです。
先日、神田昌典さんの「稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41」
という本を読んだので内容ネタバレ&感想レビューについて話していこうと
思います。
コチラの本です。
何やら業界に新たな流れが起きそうですね。
というのも、あの神田昌典さんが著者であるということと、
新・Pasonaの法則なる新たな言葉を打ち出してきたからです。
人は、基本的に新しいものが好きなので食いつきます。
かくいう僕も著者が神田昌典さんであるというだけで買ってしまいました(笑)
(注:他のマーケッターが書いた本ならば買いはしません)
新・PASONAの法則とは?
真っ先に気になるのが新・PASONAの法則です。
神田昌典さんといえば、セールスレターの雛型としてPasonaの法則というものを
提唱してきたことで有名です。
その後、Pasonaは古いとか言われつつも何だかんだでいまだに使われているものではあります。
PASONAの法則に関しては、以前に記事を書いたと思います。
pasona(パソナ)の法則!ランディングページ(LP)は神田昌典さんが提唱しているこれで
PASONAの法則とは、
P:problem(問題を提起する)
A:agitation(問題をあぶり出し、煽り立てる)
S:solution(解決策の提示と証拠)
N:narrow down(限定、緊急、絞込み)
A:action(行動)
という一連の流れのことをPASONAの法則と言います。
一応、今のセールスレターではPasonaの法則が主流になっています。
僕は、コピーライターですがPasonaの法則では書いていません。
なぜかというとそれより書きやすいスタイルがあるからです。
(注:これに関しては、今度話そうと思います。)
それに対して、神田昌典さんは、新書と共に
「新・PASONAの法則」なるものを打ち出してきました。
さて、「稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41」によると、
「新・PASONAの法則」とは、
Problem(問題)
Affinity(親近感)
Solution(解決策)
Offer(提案)
Narrowing down(絞込み)
Action(行動)
です。
赤文字に注目です。今回で変わったところです。
Problem(問題):
買い手が直面している問題、もしくは顧客が切望する欲求を明確にする
Affinity(親近感):
買い手と同じ悩みや、同じ望みを持っていることを、ストーリーや五感を通じて描写する
Solution(解決策):
問題が解決、もしくは欲求が実現できる方法があることを伝える
Offer(提案):
具体的な提案を行う。サンプル、モニター、お試しや、価格、特典を明示する
Narrowing down(絞込み):
提案を受け入れ、問題解決できる。
もしくは欲求実現できる人が満たされなければならない条件を挙げる
Action(行動):
緊急に行動しなければならない理由を挙げ、行動への後押しをする
Pasonaの法則と「新・PASONAの法則」の最大の違いは、
ストーリーとオファーです。
「新・PASONAの法則」では、見込み客の共感となる部分の
ストーリーテリングと価値と価格の取引条件であるオファーを明示しなさい
という要素が加わっています。
5つの質問と「新・PASONAの法則」
今回の著作で神田昌典さんは、
5つの質問をして、その後に「新・PASONAの法則」を使用して
セールスレターを書いていくことをおすすめしています。
その5つの質問とは
1.商品の特徴は?
2.商品を欲しがっている顧客は誰?
3.商品の特徴から得られるベネフィット、および見込み客の「何の痛み」を解決できるのか?
4.見込み客の内面に入り込み、共感できる要素(ストーリー)を見つける
5.その商品が効果をもたらすという圧倒的な証拠は?
です。
まずは、この5つの質問をしてセールスレターに書く要素をまとめていきます。
その後、それを「新・PASONAの法則」に沿って書いていくだけです。
商品、見込み客、証拠というすべてがそろって初めて売れるセールスレターは出来上がります。
「新・PASONAの法則」の事例集
試に「新・PASONAの法則」にのっとてコピーを書いてみると
商品は何?:
商品の特徴:
見込み客は誰か?:
見込み客の欲望と痛みは?:
ベネフィット:
商品効果の証拠は?:
オファーは?:
のすべてを埋めて、「新・PASONAの法則」に当てはめるとセールスレターが完成します。
では、今回は仮にインターネットマーケティングの教材を販売すると仮定します。
↓
商品は何?:
インターネットマーケティングの教材
商品の特徴:
最新のインターネットマーケティングが学べる
見込み客は誰か?:
集客ができず、売り上げに伸び悩んでいる個人事業主、店舗オーナー
見込み客の欲望と痛みは?:
新規の集客にコストがかかりすぎる。または集客ができない。
それゆえに、利益がまったくといっていいほど出ず、赤字になりかかっている。
ベネフィット:
インターネットマーケティングを駆使し、コストをほとんどかけず新規集客ができること。
HPから見込み客を集客することができる
商品効果の証拠は?:
A美容院では、このノウハウを使い、今まで月6人しか新規のお客さんを
集客できなかったが、月に20人の新規集客に成功しました。
他にも、業界問わず、成功例が出ています。
オファーは?:
この商品は、インターネットマーケティングを駆使し、コストをほとんどかけず新規集客ができるのです。
もし、あなたが今のまままったく集客ができないままでしたら
次の月に入ってくる収入も今月と変わりません。
しかし、このノウハウを活用すれば、今までの3~5倍以上は集客できます(平均)
それは、あなたの収入も今の3~5倍増えるのとほぼ一緒です。
と考えると、それをたった1回サラリーマンのお小遣い平均である3万円を払うだけで手に入れられます。
数か月後以降、あなたの収入も3~5倍に増えるという事実を考えると
~以下略
あまりに長くなりそうでしたので、今回は省略させていただきました。
いずれ、別の記事で書こうと思います。