「10倍速く書ける 超スピード文章術」(上阪徹著、ダイヤモンド出版)
私は、このブログの至るところで「仕事の生産性を高める自己投資をしろ」と再三述べています。
というのも、仕事の生産性を高めれば、余った時間で「副業」やら「自己投資」やら別のことができますし、また収入も増えていくからです。
例えば、1時間かかっていた仕事が30分で終わるとすれば、30分節約することができます。その30分でまた仕事をしたら、単純に生産性は、2倍になりますし、また「自己投資」をしてさらに生産性を高めていけば、二乗方式に生産性がどんどん高まっていくことになります。
さて、今回紹介する「10倍速く書ける 超スピード文章術」(上阪徹著、ダイヤモンド出版)は、インターネットビジネスをしている人、万人におすすめしたい本です。
インターネットビジネスは、基本文章を書くことから避けることはできません。書かなければ何も始まりません。インターネット上のメインのコミュニケーションの方法が文章なので、それは仕方ないと思いますが。
ですので、単純に文章を書くことの効率を高めていけば、生産性が大きく上がるのは、小学生でも理解できると思います。
この本には、題名通り文章を書くスピードを上げる方法が紹介されています。実際、著者の上阪徹さんは、1時間で3000文字を書くことができるそうです。
単純に3000文字を書くのに、1時間かかる人と3時間かかる人とでは、生産性が3倍ほど違うわけですね。ブログ記事で言えば、3つ書けます。
(ちなみに私は、1時間で5000字は書けます)
文章を早く書ける人は、インターネットビジネスでは有利なので、文章を書くスピードは高めておいた方が得でしょう。
で、文章を書くスピードを上げる方法ですが、かなりシンプルに言ってしまえば、
「書く前に素材を集めろ」
ってことです。
「え?それだけ」と感じるかもしれませんが、単純に文章を書くのが遅い人は、何を書くのかが定まっていない。何をどういう流れで書いていくのかが決まっていない。だから、考える事やリサーチに想像以上に時間がかかってしまい、文章を書き終わるスピードが遅くなってしまうのです。
逆に上阪徹さんのように文章を書くスピードが速い人は、あらかじめ「素材」があり、それをどういう展開で組み立てていくかが決まっています。だから、すらすら文章を書くことができます。
上阪徹さんは、本の中でこう述べています。
文章を書くスピードを格段に速くするたった1つの秘訣は、「どう書くか?」ではなく「何を書くか?」に集中することです。
私とかは、セールスレターで2万字とか書く機会が割と多いので、こういったノウハウは自然と身についていましたが、知らない人には、本当に目から鱗なので、とりあえず、文章を書く習慣がある人は、手に取っておいて損はない本だと思います。
追伸
ちなみに、私はこの本を隣に置きながら、素材を用意しながら文章を執筆していたので、1200字近くあるこの文章は、6分で書き終わりました。