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感情的価値と機能的価値とは?違いや意味と価値を上げる方法について

 2015/11/30 マーケティング この記事は約 5 分で読めます。

 

 

コピーライターのタイキです。

今回は、前回の記事を続きです。

 

前回の記事で高額商品を売る方法。高額商品、教材販売方法

人がものを買うのは、

 

価値>価格

 

になったときだという話をしました。

 

よくわからない人は、前の記事を見てください。

高額商品を売る方法。高額商品、教材販売方法

 

 

そこでお客が払う価格よりも価値を高くしていけば売れるのですが、

では、具体的に商品、サービスの価値をどのようにしてあげれば

いいのか話していく前に、

 

 

商品、サービスの価値には2種類あるということを理解しておいてください。

 

 

感情的価値と機能的価値とは?2種類の価値

 

実は、商品、サービスには2種類の価値があります。

それは、

 

・感情的価値

・機能的価値

 

です。

 

それぞれ説明していきましょう。

 

 

情的価値とは、商品、サービスに対するイメージ、印象です。

実際に使えるかどうかでなく、商品、サービスに対する印象、イメージ

が良いか悪いかという価値のことです。

 

 

・あの営業マンがいい人だ。

・企業が好き

・なんとなくこれを持っているとかっこいい

 

などという感情面で感じる価値です。

 

たとえば、

イメージ広告はその典型例で芸能人を起用してテレビCMなどで

商品、サービスのイメージを向上しようとしています。

 

 

さわやかな芸能人が車のCMに出演しているのは

その車に良い印象、イメージを持ってもらい感情的価値を高める目的があるのです。

 

 

 

車の場合の感情的価値は、

 

・デザインがかっこいい

・憧れの芸能人が乗っている、薦めている

・女にモテそう

 

 

などという感情価値があります。

 

これらは、車自体にその価値があるわけでなく、

見込み客が感じている感情的な価値です。

 

 

これも感情的価値を上げるための戦略の一例です。

ようするに、いい印象=感情的価値です。

 

 

 

能的価値とは、商品、サービスが使えるということ。

つまり、便利であるかどうかです。

 

お客の悩み、問題を解決できるかが問われます。

車の場合は、

 

・燃費がいい

・乗り心地がいい

・小回りが利く

 

などが機能的価値ですね。

 

実際に商品が使えるのか?

という点が機能的価値になります。

 

便利でなおかつ見込み客の悩み、問題、不安が解決できる商品、サービスは

機能的価値があるといえます。

 

どうすれば商品は売れるのか?

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機能的価値と感情的価値のどちらかを上げることによって

 

価値>価格

 

が成り立てば商品は売れます。

 

もちろん2つの価値を両方上げるのが理想ですが、

感情的価値を上げるのは、なかなか難しいのです。

 

機能的価値は、圧倒的なコンテンツを提供すれば成り立ちます

感情的価値は、そうもいきません。

 

感情的価値を高めるには、ブランドを構築することが必要だからです。

 

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の世界に限って言うと、

見込み客との親密な接触、そして

「共通の敵+共通の目的」が必要となります。

 

つまり、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の世界において

感情的価値を構築するには、「共通の敵+共通の目的」が必要なのです。

 

共通の敵とは、見込み客が抱えている問題点を解決するのを邪魔している存在

と情報発信者が打倒したい存在のことですね。

詐欺商材を売っている業者などがその典型例です。

 

何か情報発信をする際には、見込み客との共通の敵とそして

共通の目的を意識することにより、親近感が生まれ

感情的価値が高まります。

 

まあ、宗教や政治の世界でも良く使われていますね。

 

 

つまり、

「この人は俺のことをわかっている」

と相手に思ってもらうことができるのです。

 

 

見込み客の感情面で感じる価値が

感情的価値なのです。

 

もちろん「共通の敵+共通の目的」以外にも

感情的価値を高める方法は、たくさんあります。

 

大切なのは、お客のエモーショナルに訴えるということです。

良ければこちらの記事も見てみてください。

 

> エモーショナルマーケティングとは?神田昌典さんの本で・・・

 

 

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